2019/8/6に放送されたTBSテレビ系情報番組の『この差って何ですか』では体の異常をいち早く発見する(セルフチェック)体に現れるサインの差を紹介されていました。
ここ数年で患者数が2倍以上に急増しているというある病気というのが『腱鞘炎』。腱鞘炎のセルフチェック法とは?
スポンサーリンク腱鞘炎(けんしょうえん)とは?
腱鞘炎とは腱鞘(=腱の外側をさやのように包む組織)の炎症を指します。指をよく使う仕事の人に多くみられた症状なので職業病とも呼ばれていました。
ひどくなると物が持てない、蛇口がひねれない、ドアが開けられないなど、日常生活に支障をきたすこともあります。腱鞘炎は女性ホルモンが減少する中高年の女性に多いと考えられていました。また、ピアニストや美容師など手首を使う仕事をされている人に多いと言われていました。
しかし、最近ではスマホの普及により10代から30代の若い人にも非常に多くなっているといいます。つまり、職業、年齢、性別に関係なく発症しやすい病気になっています。
実はもうなっている?
まだ日常生活で痛みを感じていない方でも実は腱鞘炎になっている可能性があります。自分の手がどのような状態かしることで、ひどくなる前に予防をすることができますので、セルフチェックをしていくと良いでしょう。
腱鞘炎セルフチェック法
さかい整形外科院長酒井直隆先生が腱鞘炎のセルフチェック法を紹介していました。
【酒井先生の略歴】
国立山形大学医学部卒業。医学博士を横浜市立大学より、工学博士を東京大学より授与される。横浜市立大学附属病院助手、横須賀共済病院医長を経て米国メイヨー・クリニックおよびハーバード大学医学部に留学。帰国後、横浜市立大学医学部講師、横浜市立市民病院診療部長、横浜市立大学医学部客員教授を歴任。
セルフチェックのやり方
チェックする方法は『アイヒホッフテスト』です。これは腱鞘炎の診断の為に整形外科の臨床の現場で使われている方法です。
- 利き手をまっすぐ伸ばします。
- 親指を握るように中に入れて手を握り込み拳を作ります。
- 手首を小指側に曲げます。
- 手首の付け根(親指側の上部)に痛みを感じたら腱鞘炎の可能性があります。
手首には親指を伸ばす腱が走っています。これは浮かび上がらないように腱鞘という組織で抑えられています。しかし、スマホを使っていると腱が酷使されますので何度も腱鞘の中で腱が行ったり来たりしますので、摩擦が起こって炎症が起きると考えられているようです。
腱鞘炎の予防法
- 親指を休める(人差し指を使ってスマホを入力する)
- 炎症は安静が大事なのでマッサージは控える
既に痛みがある場合は、お風呂で温めたり、湿布を貼ることで痛みを軽減することが出来るといいます。
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まとめ&感想
いかがでしたか。実際にやってみていかがでしたでしょうか。私は普段からノートパソコンやスマホをよく使っているので心配はしていましたが、今のところ問題ないようで安心しました。
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