動脈硬化のセルフチェック法は耳を確認する?【それダメ】で紹介!

【公開日】2019年08月23日,【更新日】2019年08月23日

2019/8/21に放送されたテレビ東京系テレビ番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では「体から出るサインを見逃さない!病気の簡単セルフチェック」というコーナーで動脈硬化のセルフチェック法を紹介されていました。動脈硬化って心筋梗塞や脳卒中の原因といわれており、できれば早期の段階で見つけたい病気でもあります。それが自分で簡単にセルフチェックができるなんて嬉しいですよね。そのセルフチェック法とは?

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動脈硬化とは?

動脈硬化とは簡単にいうと血管の病気です。

現代人の死因の25%を占めている「心疾患(15.2%)と脳血管疾患(8.2%)

参照元:平成29年厚生労働省 人口動態統計

を引き起こす原因とされているのがこの動脈硬化です。

なぜ動脈硬化が起こるのかというと、血管の中には善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが良ければ余分な悪玉は肝臓に戻されていきます。しかし、悪玉コレステロールの数が多すぎると血管内部にたまり酸化していきます。すると、毒性を持ち始めてしまいます。また、免疫細胞が毒性の悪玉コレステロールを食べてくれる働きがありますが、悪玉を食べた免疫細胞は血管の壁の中で死んでしまいます。

その死骸と悪玉コレステロールが蓄積して出来るのが『プラーク』というものです。このプラークは血管にかたまり、血流を悪くする原因となります。イメージとしては血管がチューブで、そのチューブの壁にコブ(プラーク)ができてしまうので、チューブ内を流れる血液の流れの障害となってしまうのです。

悪化すると?

動脈硬化がさらに進行してしまうと、その名の通り血管が硬くなってしまうので血管の弾力性が失われたり、血管が傷ついて破れたり、あるいは動脈瘤ができて血液の流れを更に悪くります。その結果、あらゆる脳卒中や大動脈瘤などを引き起こす可能性があると考えられています。

『それダメ』で紹介された動脈硬化セルフチェック法

番組内では横浜血管クリニックの林忍院長がこのセルフチェック法を紹介されていました。

林先生は「耳たぶに縦シワが入っている場合は動脈硬化の可能性があります。」と話されていました。

その理由は、耳たぶというのは細い動脈しか通っていません。血流が悪くなると栄養がいかなくなりシワになる

引用元:それダメ

と解説されていました。つまり、体中の血流が悪くなった時に一番わかりやすく栄養が届いていないことがわかる箇所が耳たぶ。それは細い動脈しか通っていないため血流が悪いと栄養が届かなくなってしまいシワになって表に現れるということのようです。

耳のシワは加齢とともに現れる肌の衰えかと思っていましたが、歳を重ねて血流が悪くなった結果このようなシワが現れることもあるということです。

その他のセルフチェック法
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動脈硬化に効果のある食べ物はくるみ?

動脈硬化は不摂生な生活習慣などが原因の1つとして考えられています。そこで食事の量を控えたり適度な運動を心がけることが動脈硬化予防に効果があるといわれています。

しかし、毎日それを意識して続けるのは難しいですよね。そこで動脈硬化に効果的な食べ物が『くるみ』です。くるみにはα-リノレン酸が含まれており、悪玉コレステロールの上昇を抑える効果が期待できると考えられています。この成分は必須脂肪酸の一種で血中の悪玉コレステロールを減少させてくれます。ちなみに1日7粒が目安摂取量です。

まとめ&感想

いかがでしたか。耳が病気のサインとなるのは意外でした。それに普段から気にしてみる体の部位でもないですよね。耳に縦線は今のところありませんでしたが、万が一でたら動脈硬化の可能性を疑うようにしたいと思いました。

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