2019/5/21に放送されたテレビ朝日系情報番組『林修の今でしょ!講座』で整形外科の中村格子先生が椎間板セルフチェック法と腰痛改善ストレッチ法を紹介。どちらも自宅で簡単にできるものです。
この記事ではそのやり方を紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク椎間板ヘルニアとは?
腰痛の原因で最も多いといわれているのがこの椎間板ヘルニアです。
椎間板とは脊椎の骨と骨の間にある軟骨を指します。この椎間板が傷つき下半身のマヒを起こす厄介な病気が椎間板ヘルニアです。
「背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が変性し、組織の一部が飛びだすことをいいます(ヘルニア=何かが飛びだすこと)」
引用元:椎間板ヘルニア
つまり、この組織の一部が飛び出したことにより神経を圧迫すると考えられています。この病気を発症すると両足にしびれや痛みが出たり、両足の裏側がしびれてきたり、歩行中に尿が出そうになるなど様々な症状がでてくるといわれています。
原因と考えられるものは遺伝や喫煙歴なども関係しているといわれていますが、背骨への負担をかけた生活習慣も関係しているといわれています。日本は世界で最も座っている時間が長い国といわれていますので、誤った姿勢で座っていると背骨に負担をかけ、ヘルニアを引き起こす要因となってきます。
椎間板ヘルニア予備軍セルフチェック法
予備軍チェック
- 足を拳2個分ほど開けて立ちます
- その状態で頭、肩、腰椎とゆっくり前屈していきます。
- おへそを覗き込むようにして背中を丸くしていきます。
- 前に倒すとき、起き上がる時に腰が痛いと感じた方は要注意!
痛みを感じた方はヘルニア予備軍になります。椎間板というのは骨の前方要素といって骨の前側にあるものなのですが、前屈されていくことで前側が圧迫されていきます。
圧迫された時に痛みを感じるということは椎間板が傷ついている可能性がありますので、気を付けましょう。
スポンサーリンク腰痛改善ストレッチ法
1日たった30秒でできる簡単ストレッチ法とは?
- 軽く膝を曲げ両足のふくらはぎを握ります。スキーのジャンプのような姿勢です。
- 手を離さずゆっくり膝を伸ばします。
- ポイントは顔は下げず、腰と太ももの裏側をしっかり伸ばしていきましょう。
整形外科の中村格子先生によると、「もも裏のハムストリングという筋肉が硬い方は腰が悪くなりやすいのでここをしっかり伸ばしていきます」と説明されていました。
このストレッチは1日5回ほど行うことで腰痛を予防することが期待できるといいます。
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まとめ
いかがでしたか。ヘルニア予備軍の方は注意が必要です。普段座る姿勢を意識して改善したり、腰痛改善ストレッチを行ってヘルニアを予防していきましょう。
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