冷え性を改善する食べ物と姿勢とは?原因も『この差って何ですか?』で紹介!

【公開日】2017年12月06日,【更新日】2017年12月06日

2017年12月5日に放送されたTBSテレビ番組『この差って何ですか?』では冷え性になりやすい人とそうでない人の差を紹介されていました。

手足足先が冷たくて悩んでいる方の症状の原因や改善法をご紹介していきます。

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冷え性とは

冷え性(ひえしょう)または、冷え症は、特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことです。

手足足先が冷えることは四肢末端型冷え性といわれています。

性別で冷えの感じ方が違うのはなぜ?

リンナイの調査によると、女性の約8割、男性の約4割が冷え性だと感じているといいます。

女性は男性に比べて熱を生み出す筋肉が少なく、女性にしかない子宮や卵巣があり、それらが血流を悪くしてしまうと言われている為です。

冷えていると感じる体の部位は?

リンナイの調査によると(複数回答)、足先85%、手先60%、お腹17%、背中9%、体全体13%と、特に足先や手先に感じる人が多いようです。

どんな時に冷えを感じる?

  • 野菜を洗っている時
  • 冷蔵庫を開ける時
  • ご飯作ってる時は辛い
  • 布団に入る時(既に手足が冷たい)
  • 自分の足の冷たさで目が覚める

冷えやすい人とそうでない人との差とは?

東京女子医科大学 高血圧内分泌内科教授 市原淳弘先生によると、

手足足先が冷たいと感じる人は『毛細血管の先に血が通っていない』

毛細血管は指先まで張り巡らされていますが、手足足先が冷えてしまう人は、毛細血管自体はあるのですが、先まで血が十分に通っていないといいます。

その結果、温度が伝わらずに手足が冷えてしまいます

手足足先が冷たいと感じない人の毛細血管の特徴は、細くて、長くて、赤くて、1本1本折り返しています。

手足足先が冷たいと感じる人は折り返しがなく、短く、ぐちゃぐちゃになった状態。

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冷え性の改善法

食事療法

手足足先まで毛細血管に血が通るようにする為には、何をすればよいのでしょうか。

ある食材を食べることでこの冷え性を改善してくれるといいます。

その食材は、『シナモン』。

シナモンが良い理由:含まれる成分
  • 血管の修復を促進
  • 毛細血管を丈夫にする作用
シナモンの成分は美容にもいい

シナモンを摂取する事で血行がよくなり、見た目力(若々しくなる)もアップするといいます。

シナモンの摂取目安

1日に約0.6~3g程度(小さじ1杯)を目安に摂取しましょう。

※美味しくいただく方法として、カフェオレやミルクティー、シナモントーストにしたりして毎日飽きないように食べていくと良いでしょう。

姿勢

ある姿勢で冷え性を改善できるといいます。その姿勢が驚きの『正座』です。

正座が冷え性改善に効果的な理由は、正座をすると全体重がふくらはぎにかかります。これによってふくらはぎが圧迫されて血が止まります。その状態からまた立ち上がると止まっていた血流がバァっと再開して血流が足先の隅々まで行き渡ります。

時間目安

約30秒間正座をして立ち上がるのを3セット行いましょう。

⇒慣れてきたらセット数を増やしていくと良いでしょう。

注:長時間正座をしているとエコノミークラス症候群をきたすことがあるので短時間。

正座がどうしてもできない人は、『スクワット』を行いましょう。

スクワットはふくらはぎや太ももの筋肉が収縮します。筋肉の収縮が血管を圧迫して一旦血液を止めかけるがまた再開してポンプ状に血液を押し出すことによって、足先まで血液を十分に行き渡らせることができます。

注:膝や腰に不安のある方はくれぐれも無理のない範囲で行ってください。

まとめ

いかがでしたか。何事も改善策を練るには原因を追究することです。市原淳弘先生によると足先手先の毛細血管まで血が通っていないことが冷え性の原因でした。日頃の生活から血流を良くすること、ポンプ状に血液が押し出されるようにすること。そういったことを意識しながら行動してみると、長年悩み続けてきた冷え性から解放されるかもしれませんね。

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