スマホ老眼のセルフチェック法!改善方法はお札やレシートでできる?

【公開日】2019年08月23日,【更新日】2023年09月26日

2019/8/21に放送されたテレビ東京系テレビ番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では「体から出るサインを見逃さない!病気の簡単セルフチェック」というコーナーでスマホ老眼のセルフチェック法を紹介されていました。スマホを使うようになってから問題となってきた現代病で、若い世代でも深刻だといいます。あなたは大丈夫?

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スマホ老眼のセルフチェック方法

『それダメ』で紹介されていたセルフチェック法はこちら☟☟

  1. 人差し指を腹を向けて目の前にかざします。
  2. そこから人差し指を徐々に遠ざけていきます。
  3. 指紋が見えるピントが合う場所を探しましょう。
  4. その距離が30㎝以上だと老眼の疑いありです。

※あくまで簡易ちぇくのため気になる症状があればすぐに受診してください。

指紋がよく見える場所がピントが合っている場所になります。30㎝以上遠ざけてもピントが合わないという場合はスマホ老眼の可能性が考えられるので専門の医師に相談されるとよいでしょう。

では、スマホ老眼と通常の老眼との違いはなんなのでしょうか。

スマホ老眼と通常の老眼の違いとは?

通常の老眼は目の老化によって引き起ると考えられており主に45歳代が発症のピークといわれています。老眼の原因は眼の水晶体や毛様体筋が硬くなり、ピント調節の機能が低下することから引き起ると考えられています。

一方、スマホ老眼は医学的には「調節緊張」と呼ばれているようで、近い距離にあるスマートフォンを見続けることによって一時的に老眼のような症状が起こることをスマホ老眼と言われています。

つまり、通常の老眼のような症状が一時的に表れるもの、スマホを使って顔を上げた際にピント調整が難しい状態に陥ることがスマホ老眼と呼ばれており、通常の老眼と異なる点です。

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スマホ老眼の改善方法

『それダメ』では二本松眼科病院の平松類先生がこの方法を紹介されていました。

平松先生はこのように解説されています。

「眼そのものではなくて、脳を鍛えて眼と脳の関連を良くしてはっきりと見やすくするという訓練です」

参考:ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?

この方法は最近の研究で効果が実証されたというガポールパッチトレーニングの簡易版です。

ガボールパッチトレーニングはぼやけたシマ模様をみることで脳を鍛え老眼の回復を図るというものです。現在本も出版されています。

【用意するもの】
千円札
【やり方】

  1. 座った状態でお札を両手で握り、上にかざしてすかしてみます。
  2. 続いてお札をゆっくり腰元あたりまで下ろしていきます。
  3. おろしていくにつれてすかしは見えづらくなってきます。
  4. すかしが見えなくなるぎりぎりのところで止めてすかしを10秒見ます。

参考:ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?

ちなみに、TBS系テレビ番組の『教えてもらう前と後』でもスマホ老眼の改善策を紹介されており、お札ではなくレシートを使ってすかしを見てトレーニングされていました。

お札でもレシートでもとにかくすかしが見えるものであれば使えるということのようです。外出先でトレーニングしたいけど、公共の場でお札を出してトレーニングをするのは少し抵抗があるという方はレシートを使ってみると良いでしょう。

他セルフチェック法

まとめ&感想

いかがでしたか。スマホの使い過ぎで目がかすむことってよくありますよね。今までは老眼というと中年の方に多い症状かと思っていましたが、スマートフォンの普及によって20代などの若い世代にも表れている病気です。トレーニングを行って老眼を改善していきましょう。

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