2019/8/7に放送されたテレビ東京系バラエティー番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では夏を快適に過ごす新常識として夏野菜の新常識を紹介されていました。キュウリってあまり栄養成分がないイメージですが、実はダイエット効果があるというのです。そのメカニズムとは?
スポンサーリンクキュウリにダイエット効果がある?
番組内では四谷メディカルキューブの管理栄養士である森由香子さんが、「きゅうりには最強の痩せる成分であるホスホリパーゼが含まれていることがわかりました」と解説されていました。
やせる成分ホスホリパーゼとは?
この成分は体内に入ると脂肪を分解する酵素になります。この痩せる効果をよりアップさせるためには『噛む回数を増やすことが重要です』。目安としては20回以上噛むことです。
きゅうりは野菜の中でも細胞壁の強度が強いので20回以上噛まないと細胞壁が壊れないといいます。この細胞壁を壊すだけでなく、よく噛んで食べる行為は満腹中枢を刺激するので満腹感を与えてくれるダイエット効果の他にも血糖値の上昇を抑える効果など健康的な効果が得られると考えられています。
噛む回数がすくないとホスホリパーゼを吸収できないのでキュウリを食べるときやダイエット中にはよく噛んで食べるようにしましょう。
キュウリは生は栄養を壊す?
サラダにいれるキュウリは生でそのままのものを切っていれることが多いですよね。生のきゅうりはシャキシャキしていてみずみずしいのが特徴なので生で食べることが一般的です。しかし、他の野菜と一緒に混ぜて食べるサラダの場合、生のままでは食べない方がいいということを知っていますか。
管理栄養士の森由香子さんは「キュウリはビタミンCを破壊する成分が含まれています。」と解説されていました。その為、他の野菜と一緒に食べるとビタミンCが壊れてしまいますので注意しましょう。
その為、一度加熱することにより、他の野菜の栄養素を壊す成分の働きを抑えることが出来ます。加熱の方法は炒めても茹でてもOK!
スポンサーリンク新鮮で美味しいキュウリの見分け方
イボイボがついているキュウリの方が新鮮なキュウリです。鮮度が落ちてくるとイボイボが取れてつるつるになります。
また、美味しいキュウリの見分け方は細いキュウリを選びましょう。太いキュウリは成長しすぎており果肉の密度が低く水っぽいのが特徴です。
いつもは細いキュウリを食べるのですが、つい先日太いきゅうりが安く販売されていたので購入して食べてみたところ、キュウリのみずみずしさが細いものに比べて低く、きゅうりの嫌な臭みが少し増していました(個人の感想です)。
まとめ&感想
いかがでしたか。キュウリといえば『生』と思っていました。毎日サラダを食べていてキュウリを入れていますが他の栄養を壊されていたとしると本当に恐ろしいです。そして低カロリーなのでダイエットに良いことはわかっていても、ホスホリパーゼという成分は初めて聞きました。今後は加熱したキュウリを食べていこうと思います。
スポンサーリンク