ダイエッターや健康に関心のある方は知っているオイルがこのMCTオイル。ダイエットに効果があることから人気に拍車がかかり毎日摂取するようにしているなんて方も増えているのではないでしょうか。
しかし、MCTオイルをそのまま摂取するべきなのか、加熱調理に使って摂取しても大丈夫なのか、栄養を損なわないで摂取できる食べ方を知っている人は少ないのではないでしょうか。
この記事ではMCTオイルの耐熱性やより栄養を損なわない摂取の仕方などの疑問を解決していければと思います。
スポンサーリンクMCTオイル基本情報
- 味や匂いが少なくさっぱりとした油
- サラダにかけたりコーヒーにいれたり、そのままかけて使えるので簡単に摂取できる
- ココナッツやパームフルーツに含まれる成分をMCTといいます。
- 継続してとることで代謝が高まり運動時に脂肪を使いやすくなる可能性が報告されている。
- 適量は小さじ1杯(4.6g)程度からと言われています。
MCTオイルの効果効能
体脂肪対策に?
2021/2/9に放送されたテレビ番組『林修の今でしょ!講座』でMCTオイルは「他の油より約4倍素早く吸収!体脂肪として蓄積しにくく素早くエネルギーになりやすい」と紹介されています。
つまり、脂肪燃焼に効果が期待できるダイエットに向いている油ということです。
油自体カロリーやエネルギーが多い食品にも関わらず、体脂肪として蓄積しにくくエネルギー体脂肪対策ができちゃうなんてそんな嬉しい油があるとは!!驚きです。
そもそもMCTとは、「Medium Chain Triglyceride=中鎖脂肪酸油」を指します。通常の油は炭素の鎖が16~18個連なっているですが、MCTオイルは炭素の鎖が8~10個だけの短いものになります。この短さがポイント!
短いからこそ、体の中での吸収がとても早く脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。
他にも、番組内では「油なのに水溶性という特徴があります。その為体の中によくなじんで吸収がいい」と解説されていました。
学生の頃に理科の授業で習いましたが、水と油は混ざらないはず!?ですよね。しかし、調べてみたところ、ある物質が加わることによって油も水溶性になりえるということのようです。この原理がこのMCTオイルに当てはまるのかは定かではありません。
私は専門家ではないので詳しくはよくわかりませんでしたが、不思議な現象ですね。
スポンサーリンクMCTオイルは熱に弱い?強い?
耐熱性
2021/2/9に放送されたテレビ番組『林修の今でしょ!講座』で「MCTオイルは加熱すると低めの温度でも煙が出てしまう性質がある為使いにくい油です。その為、揚げ物や炒め物には使用せず料理に直接かけて使った方がいい」と紹介されていました。
また、NISSIN OILLIOのお客様相談窓口でも「揚げ物調理、炒め調理に使用しないでください。揚げたり炒めたりすると煙が出たり、泡立ちが起こり危険です。炊飯やケーキの練りこみ用には、お使いいただけます。」と記載されています。
つまり、栄養面など関係なくそもそもが加熱調理に適していない油で、むしろ加熱すると危険な油のようです。これが水溶性の特徴なのかもしれませんね。油性であれば加熱に適しているように思います。
これは知らないと普通に加熱調理にも使ってしまいそうで怖いですね。取説とか全く読まないで製品を使うタイプの私はこのように事前に知れてよかったですが、MCTオイルを買う機会があったら『そのまま使う』と覚えておきたいです。
タンパク質と相性がいい?
『林修の今でしょ!講座』で「タンパク質をとって筋肉を作る際にエネルギーが必要になります。MCTは効率よくエネルギーを補給できるのでタンパク質と一緒に摂るといいです」。と話されていました。
確かにトレーニングジムなどで運動する前や後にMCTオイルを摂取している方を目にすることがあり、脂肪燃焼の為に行っていることかと思いましたが、ダイエット効果というよりは筋肉を増量するのを助けてくれる効果を期待して摂取していたんですね。
これは始めて知りました。筋トレ中には積極的に摂取したいですね。
例えば、卵かけご飯にかけて食べたり、鶏むね肉を調理した後にかけたり、魚にかけても美味しいですね。
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摂取する時の注意点
ASFiT亀有【整体&パーソナルトレーニング】のブログで「一度に多く摂りすぎてしまうと、腹痛や下痢などの副作用がでる場合がありますので摂りすぎには注意が必要です。
MCTオイルも脂質なのでもちろんカロリーがあります。摂りすぎてしまうとカロリーオーバーで太ってしまう可能性もあります。」と紹介されています。
どの油でも共通することですが、油はカロリーが高いので摂りすぎには注意が必要ですね。
また個人的な体験談から申し上げると油にも体との相性があると感じています。私はココナッツオイルを摂取しすぎるとお腹の調子が悪くなることがあるので体と向き合いながら油の摂取も調整していくと良いかと思います。
体に良いから!という理由でついつい摂取過多になりがちですが、適量を守ることはとても大切です。
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