王林がやっていた間違えた美肌習慣とは?【名医のTHE太鼓判】

【公開日】2019年09月02日,【更新日】2019年09月02日

2019/9/2に放送されたTBS系テレビ番組『名医のTHE太鼓判』では津軽弁アイドルである王林に密着。今まさにブレイク中の地方系アイドルですね。たくさんのバラエティ番組に出演される売れっ子です。そんな彼女が行っている健康法を確認し、名医たちがそれに対してダメ出しされていました。

多くの人もやっているあの習慣が実は美肌習慣には良くなかった?その習慣とは?

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むくみの原因となる食習慣

『名医のTHE太鼓判』では、王林は焼き鳥の塩味を食べて「塩だと味しなかった。」と話されています。その後にタレにつけて食べられていました。

青森県は『都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング※総統計局調べ』では「2016~2018年の食塩消費量ランキングで全国1位」になっています。

このしょっぱいもの好きという食生活がむくみの原因になっている可能性があるといいます。

また、家の中には大量のスナック菓子がストックされていて3袋開けてしまう日もあるようです。

呼吸器内科の大谷義夫先生は「王林さんのむくみの原因は塩分過剰だと思います。むくみというのは皮下組織に余分な水分がたまる状況を指します。そこで更に塩分を摂ってしまうと塩分濃度を薄める為に水分をため込んでしまいますのでその影響により足がむくんできます。」と解説されていました。

水分をたくさん摂取することがむくみの原因になりうることは知っていましたが、塩分の摂りすぎも塩分濃度を薄めようとする体のメカニズムによってむくみの原因になるとは納得です。

ちなみに、塩分を摂りすぎているという方にはこちらの情報が必見です。☟☟「林修の今でしょ!講座」では塩分をチャラにしてくれる食材を紹介されていました。

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お肌のゴールデンタイム

お肌のゴールデンタイムと言われている午後10時から午前2時までの肌の細胞が新しく生まれ変わると言われている時間帯のこと。この時間に寝るのがお肌に良いと信じている王林さんはきっちり午後10時から午前2時までの4時間睡眠をとる生活を送られています。つまり睡眠時間はたったの4時間!!!!

医師の判断は?

『名医のTHE太鼓判』の名医5名中4名の方がこれに対して否定的な意見でした。内科の森田豊先生は「完全に否定です。午後10時から午前2時にこだわる必要はありません。」と話されていました。また消化器内科の大竹真一郎先生は「午後10時から午前2時はゴールデンタイム(最も大事な時間)は誰にとってもそれがゴールデンタイムではない。それから時間がたってからしっかり寝れることがゴールデンタイムなので何時であろうと寝付いてから継続的に続きます」と話されていました。

湘南美容クリニック美容皮膚科の西川礼華先生は「人は睡眠をとってから最初の3時間で成長ホルモンが分泌されます。その後の2時間くらいで生活リズムにかかわるメラトニンというホルモンが分泌されます。その後の3時間でコルチゾールというホルモンが減少し、肌のダメージを修復をすると考えられています」と解説されています。

よく海外旅行に行った時に日付が変わったり滞在先の時間がずれてゴールデンタイムを守って睡眠をとっていても時間がずれちゃったからどうしようと思うことってありますよね。私も旅行中10時から2時の計算はどのようにすればいいのだろうと考えることがありました。大竹先生のいうとおり、10時から2時までがかならずしもその人にとってのゴールデンタイムでないという意見を聞いて納得しましたし、西川先生の解説でこの時間帯に寝ることよりも、8時間睡眠をとることが肌にとって大切であって、必ずしもそれが10時から2時の間の時間でないということを表していると感じました。

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深夜にお風呂

午前2時に起床してその後すぐにお風呂に2時間ほど入っているという王林さん。しかも温度はなんと44度。普段とても代謝が悪く汗をあまりかかないことに悩みを持っている王林さんだからこそ温度を高く設定されているようです。

医師の判断は?

湘南美容クリニック美容皮膚科の西川礼華先生は、「実はお肌に関しては42度がボーダーラインというふうに言われています。42度以下ですと、副交感神経が優位となってリラックスした状態になりますが、42度を超えると交感神経が優位になります。そうなると皮膚のダメージやストレスが加わってかゆみなどの症状が悪化するとされています」と解説されています。

深夜にお風呂に入ることで血圧も上がりそうですし44度のお湯となると心臓への負担も考えられますよね。お肌だけでなく他の体の部位への負担も多そうだと感じました。

まとめ&感想

いかがでしたか。お肌のゴールデンタイムを特に守り続けてきたという方は多いのではないでしょうか。もちろん健康的な睡眠習慣を継続させることがお肌にも良いことですが、必ずしもそれが10時から2時の間というわけではないということです。睡眠時間8時間を目安にした場合、10時から寝て朝6時に起床する計算だと10時から2時までがホルモンが増えてお肌に良いとされている為、それがゴールデンタイムを言われているわけです。あくまでも8時間睡眠する前提で6時起床の場合ですので、西川先生のいうように時間帯ではなく、8時間睡眠することが大切であるということです。

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