2019/9/19に放送されたテレビ東京系テレビ番組『主治医が見つかる診療所』では、すだちを食べることで内臓脂肪を減らすことができると紹介。その栄養素・効能や内臓脂肪を減らす調理法とは?
スポンサーリンク内臓脂肪とは?
脂肪は2種類に分けられます。皮膚と筋肉の間につく脂肪を皮下脂肪、胃や肝臓など内臓のまわりにつく脂肪を内臓脂肪と呼びます。内臓脂肪は糖尿病(2型)や動脈硬化のリスクをアップさせると考えられており、落としずらいことでも有名ですね。
すだちのダイエット効果とは?
すだちとはミカン科ミカン属の常緑低木でゆずの仲間です。焼きさんまにかけたりうどんのお汁にいれたりして食べるのが一般的ですよね。そんなすだちにダイエット効果が?
内臓脂肪を減らす
その栄養は皮の中にたくさん含まれているといいます。それを発見したのが徳島大学の研究チーム。医科栄養学の酒井徹教授は「すだちの皮にはスダチチンというポリフェノールが含まれています。」と解説されていました。
このスダチチンは皮にのみ含まれます。酒井教授は「主に脂肪と言っても内臓脂肪と皮下脂肪では皮下脂肪にはあまり影響ない。おなかにたまる内臓脂肪がスダチチンを投与すると少なくなる」と話されていました。
泌尿器科の玉置俊晃医師は「すだちの香り成分(リモネン)が中性脂肪を下げますので巣立ちの皮をお風呂にいれて嗅ぐのはかなり効果があるのではないかと思います」と話されています。
つまり、内臓脂肪を減らしたい場合は、すだちの搾り汁だけではなく皮ごとたべることでより効果が期待できるます。そして香りを有効活用することによって中性脂肪を減らすことがきたいできるといいます!
そしてそれだけでは終わりません。すだちの嬉し効果はダイエット効果だけでなく、美肌効果も期待できるというのです。
すだち果皮 | レモン全果 | |
ビタミンA | 520㎍ | 26㎍ |
ビタミンC | 110㎎ | 100㎎ |
ビタミンE | 5.3㎎ | 1.6㎎ |
食物繊維 | 10.1g | 4.9g |
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用 参考:『主治医が見つかる診療所』
と、栄養面でもレモンに比べて多く含まれているため、美肌効果も期待できるといいます。
スポンサーリンク内臓脂肪を減らす調理法
すだち酢
すだち酢はお酢は使用せずにすだちの搾り汁100%のことです。その為、絞った汁を容器にいれて毎日の食卓にちょい足しすればOK! お刺身などをこのすだち酢で食べると減塩効果も期待できそうですね。前田敦子さんはお酢でお寿司を食べることを以前テレビで話されていました。是非試してみてはいかがでしょうか。
お酢だけが苦手だという方は醤油+すだち酢でも良いでしょう!
このすだち酢は冷蔵庫で約1週間ほど保存が可能です。
すだちを皮ごと食べるには?
- すだちを輪切りにして、うどんやそうめんにかけて食べる!そのまま皮ごとすだちをたべるようにしましょう!輪切りもOK,皮ごとすりおろしたものを使うのもOK!
- すだちは半分にカットして麦茶などの飲み物に絞り入れます。この時にポイントとなるのが、果肉を上にして絞ることです。こうすることでタネも落ちませんし、果汁が落ちるときに皮に含まれるスダチチンも一緒に流れると言います。
- 皮をすりおろして使います。お味噌にお砂糖、酒、みりんをいれます。すだちの皮おろしを加えて加熱したらすだち味噌の完成。これを鶏肉などのお肉料理にトッピングして食べる!
- イリコ飯にすだちの皮をすりおろしたものをいれて食べる!炊き込みご飯が出来た後に、すりおろしの皮とすだちの搾り汁をかけて食べます。
- すだちの輪切りにおかかをのせて醤油をかけて食べます。
- すだちの果汁を絞って皮を切り、甜菜糖と果汁をいれて煮込みます。煮込んでジャムのようになったすだちの皮をお湯に溶き、生姜の搾り汁を入れて混ぜればすだちジンジャーティーの完成(内科・漢方内科の石原新菜医師が紹介)
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