2019/3/7に放送されたテレビ東京系テレビ番組『主治医が見つかる診療所』では若さの証『せなか握手』について紹介。年齢と共に体がかたくなり背中握手ができなくなってきます。そのせなか握手ができるようになるストレッチとして『あべこべ体操』を紹介されていました。
そのやり方はどなたでも簡単に自宅で試せるないようです。その方法とは?
スポンサーリンクあべこべ体操とは?
あべこべ体操とは 北洞誠一 先生が考案したストレッチ法で、わずか5分で体を柔らかくするというストレッチ法です。
北洞さんは、あべこべ体操トレーナーでフェルデンクライス・メソッド・プラクティショナーそして幼児体育講師をされている方です。大人だけでなく幼児の体操指導や関東学院大学などで非常勤講師として講義も行われています。
公式HPやYoutubeでもストレッチ法を紹介されており、公式ホームページ上にはこのように説明されていました。
あべこべ体操とは、身体の一部をあべこべに動かしたり、動かす部位をあべこべにしたりして、身体を即効的に柔らかくし、動きを改善する、いつでもどこでも簡単に出来る体操です。
たった1分間、あべこべ体操をするだけで、柔軟性が増し、身体が軽くなります。
引用元:あべこべ体操公式ホームページ
あべこべ体操はアメリカの医療現場でリハビリなどに活用されるフェルデンクライスメソッドを独自アレンジしたもので、基本動作とあべこべの動作を取り入れています。例えば後ろを向くときに首と体は一緒にいきます。これは通常の動作で、首だけ逆に動かしてあべこべの動作をいれていくというもの。
あべこべ体操の効果
あべこべ体操をすることでせなか握手ができるようになるだけではなく、脳と背骨を刺激。背骨周りの筋肉は悪い姿勢を続けると知人だ状態に固まってしまいます。すると首や肩の筋肉が固まりせなか握手ができなくなるといいます。その結果血行不良となり肩こりの原因に。
つまり、背中の筋肉が柔らかくなることで肩こり改善ができると考えられています。
あべこべの動作を取り入れることで混乱を起こさせ脳へ刺激を与えていくといいます。
あべこべ体操のやり方
丸めてそらす【基本動作】
- 椅子に座ります
- 両手の指を組んで頭の後ろにもっていきます。
- おへそが前に行くときに頭を上に、肘を開きます。
- おへそが後ろで頭を前に倒し肘を寄せます。
- この時呼吸は忘れずに。
出来る範囲で構わないといいます。この動作を5回繰り返しましょう。
これは基本動作になります。
丸めてそらす【あべこべ動作】
- 椅子に座ります。
- 両手の指を組んで頭の後ろにもっていきます。(基本動作の時と違い、親指の上下が逆になるように指全体を組みなおします)
- おへそが前で胸が広がりこの時に頭を下げて肘を寄せます。
- おへそが後ろで猫背になって頭を上げて肘は開く。
基本動作とあべこべの状態を作ってきます。頭と肘があべこべに。これを同時並行でおこなっていきます。これも5回繰り返しましょう。
ニョロニョロ【基本の動作】
- 手を胸の前に合掌(立った状態で)します。
- 手を左右に動かしたり、肘を上下に動かします。腰も左右に動かす感じでニョロニョロと体を動かしていきます
- だんだん手をあげていき、一番上に上がったところで目いっぱいに伸ばしてください。そこで3秒キープ
- そして脱力
ポイントは『ニョロニョロ』と声に出すことです。この動作を3回行いましょう。
ニョロニョロ【あべこべ動作】
- 手を胸の前に合掌(立った状態で)します。
- 手を左右に動かしたり、肘を上下に動かします。腰も左右に動かす感じでニョロニョロと体を動かして手を上に伸ばしていきます。
- この時に基本動作ではお尻もあげていきましたが、あべこべではお尻を下げていきます。
- そして脱力する際に、お尻をあげて膝を伸ばしましょう。
感想
テレビを見ているだけだととても簡単に見え、リラックスした状態でできるシンプルなストレッチ法かと思いますが、実際に体験してみると、頭を使うストレッチ法です。基本動作は簡単にできますが、あべこべにすることで頭を使いながら体を動かしていることがわかります。また、普段使っていない筋肉にも刺激を与えている感覚でした。普段伸ばしていない筋肉に刺激を与えているのでとても気持ちよく感じます。是非試してみてはいかがでしょうか。
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