『主治医が見つかる診療所』で名医の見分け方を紹介!その方法とは?

【公開日】2019年03月21日,【更新日】2019年03月21日

2019/3/21に放送されたテレビ東京系情報番組『主治医が見つかる診療所』で名医の見分け方を紹介。その方法はどのようなものなのでしょうか。

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名医の見分け方1:『様子をみましょう』

番組内の調査で100人の医師にアンケートをとったところ、85人の医師が「様子を見ましょう」という言葉を使ったことがありました。

結果から申し上げますと「様子をみましょう」をいうお医者さんが名医であるか、名医ではないかは判断できません。患者さんの状態に合わせて言葉を選んでいるお医者さんにとっては「様子を見ましょう」はしっかりとした理由がある時に使っています。その為、使う名医もいるので断定的に判断することは難しい結果に。

脳神経外科・もの忘れ外来の奥村歩医師によると『「様子を見ましょう」という言葉をいう医者は残念なお医者さんです』と話されています。奥村医師自身も使ってはいけないと肝に銘じていますとおっしゃっていました。奥村先生はその言葉を置き換えて『医学的には経過的観察をしなければいけない状況もあるので、現時点ではそんな心配な状態じゃない』と伝えるようにされているようです。

確かにこのようにおっしゃっていただいた方が患者からしたら安心しますよね。様子をみましょうだと『私大丈夫なの?』と不安に思ってしまいます。

循環器内科杉岡充爾医師によると『僕の場合はほとんど使わないですね。』と話されていました。ほとんどなので、少しは使うようにしているようです。その言葉を使うことで患者さんに喜んでもらえる場合があるといいます。その時は使うようにされているようです。

しかし!脳神経外科の上山医師がこのように語られていました。

「盲腸がある可能性がある患者さんが、胃がむかむかすると診断に来た際に胃腸炎だと思います。薬出しておきます。という先生はヤブ医者です。」と断言されていました。

名医は、一応(薬を)出しておきますど、効かなかったらまた来てください」と伝えるというのです。

名医の見分け方2:『とりあえず』

病院でよく聞く言葉『とりあえず』。この言葉を使われると不安に思う方も多くいらっしゃるかと思います。特にとりあえず薬やとりあえず検査は不安を感じさせる言葉の組み合わせ。

こちらも状況によっては使われる医師の方もいらっしゃいました。

内科・リウマチ科の中山医師によると、『風邪ですが、とりあえず抗生物質を出しておきましょうね』というのは反発してもらった方がいいと、話されていました。

風邪のほとんどの原因はウイルスです。ウイルスに抗生物質は効きません。ドラッグストアで買うのではなくわざわざ病院に足を運んで抗生物質をもらいにきたという患者さんの為を思って使っている言葉かもしれませんが、それは安易すぎるというのです。

抗生物質を処方する際はそれなりの根拠が必要になりますので医師に確認するのがふさわしいようです。

その薬の効能や、どんな病気が考えられますかなどお医者さんに聞いて答えられない医者や怒ってくる医者であれば名医ではありません。名医の場合はきちんと回答してくれると紹介されていました。

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名医の見分け方3:『パソコンばかり見て患者の顔を見て話してくれない』

お医者さんはパソコンで電子カルテを確認しています。電子カルテとは患者さんの症状や検査結果のほか、過去の病気や通院履歴なども記入されています。

脳神経外科・もの忘れ外来の奥村歩医師は『私たちの医療の原点は五感で患者さんの状態を把握して医学的に分析します。』その為、奥村先生の病院では全てアナログで行っているようです。

こちらも判断が難しく、お医者さんによってはカルテを打ちながら診察しないとはけないため、次のお客さんを待たせてしまうという意見や、カルテはメモとして使うため、医者の時間を削られているという声もありました

その為、パソコンばかり見ながら診察をしている先生であっても名医であるか、名医でないかは判断できないよです。

お医者さんによってはパソコンの入力が苦手な方もいそうですよね。そうなると更に時間がかかってしみますので、パソコンに集中する必要がありそうです。今後電子カルテ担当の秘書が入力を担当とかされれば効率的に診察スピードもあがりそうな気がします。

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