尿が泡立つ原因や消えないのは異常なの?病気のサインかもしれない?

【公開日】2019年08月22日,【更新日】2019年08月22日

2019/8/20に放送された『この差って何ですか』ではオードリーの春日さんがおしっこが泡立つという悩みを相談され尿が泡立つ原因を紹介されていました。どのような病気のサインの表れなのでしょうか。泡立ちが消えないのは異常なのでしょうか?

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尿が泡立つ原因とは?

オードリーの春日さんの場合は、洗剤が混ざっているのかな?と思うほど泡立つと話されていました。番組内では旭川医科大学の松本成史先生が「普通おしっこにはない成分が入ったときに泡が立ちやすい」と解説されています。その成分というのが『タンパク質』や『糖分』です。春日さんといえば体をかなり鍛え上げているという印象がありますので『タンパク質』を過剰摂取されている可能性があるというのには納得がいきますね。

通常タンパク質というのは腎臓から出ないのが普通ですが、腎臓が悪くなったりタンパク質が増えすぎると腎臓からあふれ出てしまい、おしっこに混じってくるというのです。糖も同じように、多とえば高血糖になっている場合にあふれ出てきて尿に混じってきます。

つまり、糖やタンパク質がおしっこの中に混じってくると泡が立ちやすいと考えられています。

病気のサインかも?消えないのは異常?

糖分がタンパク質がおしっこに混じって一時的に泡が立っている状態であれば病気の可能性は低いですが、おしっこをしている最中にずっと消えなかったり毎日続いている場合は病気の可能性も考えられるようです。

プロテインを過剰に摂取したり、食事や飲み物の影響によって一時的にこの『尿が泡立つ』という症状がでる場合は、病気ということはありませんが、おしっこの最中ずっと泡がボコボコ立っている状態が毎回、毎日続いている場合は『タンパク尿』や『尿糖』が出てたり、『腎臓の病気』や『糖尿病の可能性』も考えられるといいます。

引用:この差って何ですか

つまり、病気か病気でないか判断する一つの材料となるのが、毎回続いている状態であるのか一時的なものなのかという点になってくるということになります。

また、他の一説には水分量が減っている時にも表れる症状であることも明かされています。

夏場や運動後に発汗量が増えている時、あるいは冬場の乾燥している場合に皮膚から水分が蒸発している時に水分摂取量が不足すると尿が濃くなります。尿が濃くなると粘稠度が高くなって尿の泡立ちが目立つようになります。

引用元:東邦大学医療センター

つまり、尿が泡立っている症状が出た際は、腎臓や糖尿病の病気のサインとして現れる場合と、タンパク質または糖分の摂りすぎや体内の水分が減っている時に一時的に表れる症状である可能性があるということになります。長期的に続いていて毎日同じ症状があらわれている場合は専門の医者に相談するのが良いでしょう。

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まとめ&感想

尿の泡が立つのは便器と自分の体が遠く離れていてその距離の影響から泡が立っているのかと思いこんでいました。尿に含まれる成分の影響であったり、病気の症状として現れるサインである可能性とは思っていたものと全く違かったので驚きました。この番組で紹介されていなければ尿の泡立ちなんて気に止めなかったと思いますが、ちょっとした症状も見逃さないように、毎日自分の体と向き合うようにしようと思いました。ちょっとしたことですが、いつもはどのような症状がでているか、違いが出た時に気づけるようになって事前に病気かセルフチェックできるようになりたいものですね。

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