気温が暑くなってくるとアイスクリームなどの冷たいスイーツが食べたくなりますよね。しかし、そんな時に太ってしまうのではないかと不安になりカロリーが低いものを選んで食べていませんか。しかし、そこには落とし穴があるのです。2019/7/23に放送されたTBS系テレビ番組『この差って何ですか』ではカロリーが高くても太るわけではないことを紹介していました。
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太りやすいスイーツの計算方法
管理栄養士の赤石定典先生は「ほとんどの方がカロリーを見て太りやすいか、太りにくいか判断されています。しかし、カロリーが高いからといって太りやすいわけではないですし、逆にカロリーが低いからといって太りにくいというわけでもありません。」と話されていました。
カロリーとは糖質+脂質+タンパク質から構成されていますが、糖質+脂質は太る原因となりますが、タンパク質は太る原因となりません。むしろ痩せる手助けをしてくれます。また食物繊維が多い食材も太る原因とはなりません。つまり、『糖質と脂質は太りやすい』『タンパク質と食物繊維は太りにくい』ということになります。
太りやすいスイーツは『(糖質+脂質)-(タンパク質+食物繊維)』で数値が高くなるものです。
カロリーが高いスイーツランキング
- チョコアイス
- 宇治金時
- バニラアイス
- タピオカミルクティー
- ソフトクリーム
- フルーツあんみつ
- わらび餅
- くずきり
太りやすいスイーツランキング(上位が一番太りやすいものになります)
- タピオカミルクティー
- バニラアイス
- チョコアイス
- 宇治金時
タピオカミルクティーが太りやすい理由は、原料はキャッサバ(デンプン)になりますので糖質の塊です。さらに黒くするためにカラメル(糖質)を加えています。ミルクティーは大量の砂糖を使っていますので糖質の塊3連続。1杯の糖質の量はごはん2杯分です。角砂糖に換算すると24個になります。
バニラアイスが太りやすい理由は、原材料は生クリームと砂糖になります。つまり脂質と糖質です。ソフトクリームに比べてあまり空気が入っていないので脂質と糖質の量が多い数値になります。
チョコアイスはバニラアイスと同じ成分ですが、カカオが食物繊維なので脂質の吸収を少しおさえてくれます。
太りにくい夏スイーツ
太りにくいスイーツは『(糖質+脂質)-(タンパク質+食物繊維)』で数値が低くなるものです。
太りにくいスイーツランキング(上位が一番太りにくいものになります)
- フルーツあんみつ
- ソフトクリーム
- わらび餅
- くずきり
くずきりの原料はくず粉でデンプンになります。その為、見た目が似ているところてんするれば原材料がてんぐさ(海藻)になるので太りにくくなります。
わらび餅が太りにくい理由はワラビの根からとれるデンプンにあります。またワラビ粉と砂糖を水で溶かします。その後に火にかけて透き通るまで練っていき冷やし固めたら完成です。つまりこの状態は糖質の塊になります。しかし、わらび餅にはきな粉をかけます。つまり食物繊維が多く含まれる為糖質の吸収を防ぐことが出来ます。
ソフトクリームが太りにくい理由は、原材料が生クリーム(脂質)、砂糖(糖質)になりますが、口当たりを良くするために空気をたくさん入れます。その為、見た目よりも質量が少ないのです。
フルーツあんみつに入っている寒天ですが、原材料はてんぐさ(海藻)になります。つまり水分を抜くとほとんどが食物繊維になります。つぶあんには食物繊維、フルーツにも食物繊維が入っていますので黒蜜を使っていても糖質の吸収を抑えることができます。
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火曜のよる7時に、世の中の様々な差に着目して、MCの加藤浩次と川田裕美が、なぜその差が生じているかを解き明かすバラエティ。
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まとめ&感想
いかがでしたか。カロリーばかり気にしていては実は太りやすいスイーツを食べてしまっているかもしれません。糖質と脂質を確認して、なるべく太りにくいスイーツを選んでいきたいですね。
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