2019/7/1に放送されたTBSテレビ系テレビ番組『名医THE太鼓判』では茨城県大子町の道の駅を紹介。大子町は便秘知らずの町と言われており、幻のこんにゃくがあるといいます。そこで注目したのが『凍みこんにゃく』です。その効能とは？

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茨城県大子町：こんにゃく

便秘知らずの茨城県大子町奥久慈だいごの道の駅にあります。特産品のこんにゃくだけでおよそ2御種類置いてあります。

だいご産のこんにゃくは一般のこんにゃくよりも柔らかい特徴があります。

幻のこんにゃくと言われているものは『凍みこんにゃく』。通常のこんにゃくはこんにゃく芋をすりつぶし煮て、適度な大きさにカットしたもの。凍みこんにゃくは手間が違います。出来上がったこんにゃくを屋外に干します。12月～2月水をかけて凍らせていきます。夜は凍り、昼は溶けるを繰り返して作られていきます。

水分を飛ばし栄養価がアップしたのが凍みこんにゃくです。

凍みこんにゃくの効能！ここが凄い？

栄養成分（100g当たり）	こんにゃく	凍みこんにゃく
食物繊維	2.2g	71.3g（約32倍）
タンパク質	0.1g	3.3g（約33倍）
カルシウム	43mg	1600㎎（約37倍）

出典：七訂食品成分表2018

と一般のこんにゃくに比べて食物繊維、タンパク質、カルシウムが驚きの30倍以上含まれています。食物繊維には2種類存在し、水溶性の食物繊維であれば、コレステロールの吸収を抑えたり、善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあると言われています。また、不溶性の食物繊維は膨らむことで腸の運動を促し、便量を増加させる効果が期待できると言われています。

凍みこんにゃくに含まれる食物繊維がどちら種類が多いかまではわかりませんでしたが、大子町の方々が便秘知らずと言われているのであれば、不溶性の食物繊維を多く含んでいるのかもしれませんね。

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凍みこんにゃく料理・レシピ

凍みこんにゃくの煮物

1. 水で戻します
2. 醤油、砂糖、みりんで味付けしていきます
3. これで凍みこんにゃくの煮物になります

凍みこんにゃくのフライ

1. 煮汁を吸わせた凍みこんにゃくを衣をつけて油で揚げていきます
2. これで凍みこんにゃくのフライの出来上がり

とんかつなどに比べてヘルシーで美味しそうです！

番組内では「こんにゃくでこんなにお米が進むのは初めて」など味がとても染みていて美味しいと話されていました。

凍みこんにゃく作り

凍みこんにゃくを自宅で簡単に作れる方法をで紹介されていました。

1. あく抜きが必要なこんにゃくは、茹でてからザルにあげて粗熱を取る。
2. こんにゃくを細切り（好みの大きさ）にする。
3. 切ったこんにゃくを冷凍用保存袋にいれて、密閉した状態で冷凍庫へ。（一晩）

引用：栄養管理部

これはかなり耳より情報です。通常のこんにゃくを1晩で凍みこんにゃく状態にできるようです。もちろんだいごの凍みこんにゃくに比べて栄養価などは異なってくるとは思いますが、どのような食感で味がするかなどはこの手作り凍みこんにゃくで確認できるかと思います。

まとめ＆感想

私も一度凍みこんにゃくを食べたことがありますが通常のこんにゃくのようなジェリー状の食感とは異なりこりこり感が更に増した食感です。飲み込みやすく歯切れも良いのが特徴であると私は感じました。栄養価が高いのは知りませんでしたが、これから食卓に取り入れていきたいですね。

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