2019/9/23に放送されたTBS系テレビ番組『名医のTHE太鼓判』では、森崎ウィンさんの食生活に密着し、激辛&激甘好きでかなり偏食の食生活を送られていることを明かされていました。
またこの食生活が与える体への影響も紹介。どんなリスクが?
スポンサーリンク森崎ウィンは激辛好き
ミャンマー出身ということもあり生唐辛子をそのまま食べたり、とにかく激辛料理が大好物だという森崎さん。ランチで向かった先は中華料理店。そこで頼んだものはもちろん激辛麻婆豆腐でした。その麻婆豆腐に入っている唐辛子もそのまま食べ、さらには追加で粉末状の唐辛子をオーダー。それを足すことで味が丁度よくなると言います。
唐辛子系の激辛料理が大好きだということがわかります。東南アジアの方は唐辛子が好きな方が多い印象です。体に良い成分:カプサイシンが含まれているので適度な量であれば体に良さそうですが、たくさん食べているとどのような健康被害があるのでしょうか。
森崎ウィンは激甘好き
「辛いのを食べた後は口の中も心も甘いもので柔らかくしてあげたい」と語る森崎ウィンさんは、ランチの後に、ホイップクリームとキャラメルがたくさん乗ったパンケーキを召し上がらていました。
辛いと甘いを繰り返すことが「パラダイス」だと話されていました。タイのような東南アジアでは甘い+辛い+酸っぱいの調味料を混ぜることが一般的です。印象的には1つの料理にすべての味を投入する印象ですが、森崎さんの場合は別々に辛いものと甘いものを食べることが好きなようです。
スポンサーリンク激辛&激甘好きが抱えるであろう健康リスクとは?
激辛&激甘の食生活を送られている森崎さんですが、味覚検査をしたところ歯科医の新谷悟院長に「味覚がお年寄りレベル(70代の老人レベル)」と診断されていました。
呼吸器内科の大谷義夫先生は「そもそも味覚は年齢と共に衰えてきますが、10~20代の若い世代でも増えています。原因は味の濃い食事や偏食があげられます。」と解説されていました。
高齢者が塩味を感知する能力は若年層と比べて1/12といわれています。つまり若い頃に食べていた食事に12倍の塩をいれないと味が感じられなくなります。このレベルに達すると塩をたくさん摂取してしまいますので、高血圧のリスクがあがり命を落としかねないといいます。
逆流性食道炎の可能性?
呼吸器内科の大谷先生は「胃から食道の方に胃酸が逆流して胸焼けしてゲップしちゃうという逆流性食道炎の可能性もある」と解説されていました。
逆流性食道炎は激辛料理などで胃酸が過剰に分泌されて食道に炎症ができます。
消化器内科の大竹真一郎先生は「辛いもの食べると痛みの神経が刺激がされて痛いです。人間は痛い思いをすると和らげようと思って気持ちよくなる物質が脳から出るんです。更にもっともっと気持ちよくなりたいと思って激辛ばかり続けていたら逆流性食道炎だけでなく食道が傷つくので食道がんを起こす可能性もあると言われいます。それだけでなく、たくさん唐辛子を摂りすぎると胃がんの発症率が1.7倍に増加します」と胃がんや食道がんのリスクがあることを明かされていました。
これだけでは終わりません。呼吸器内科の大谷先生は「胃酸が気管に入って誤嚥性肺炎で命を落とす可能性もある」と肺にも与える影響を紹介されていました。
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まとめ&感想
激辛ブームであらゆるお店で激辛料理が販売されています。激辛の食生活を続けると、逆流性食道炎、食道がん、胃がん、誤嚥性肺炎のリスクが高まることを念頭に置いておくようにしましょう。どんな食べ物でもやはり「適度」を守ることが体への負担が少ないということがわかりますね。激辛好きの方は毎日食べるのではなくたまに、ご褒美として食べるようにして激辛料理を食べる回数を減らしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。
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