煙草を吸っている人でも肺機能が低下して肺が真っ黒になってしまうことはご存知の方も多いでしょう。肺は一番回復しづらい臓器としても知られています。長年喫煙を続けてきたり、禁煙をしてもなかなか肺の機能は元には戻らないといわれています。
正常の状態には戻らないとしても、肺年齢を若返らせる方法が『名医のTHE太鼓判』で紹介されていました。その簡単な方法とは?
スポンサーリンク肺はなかなか元には戻らない?
歳を重ねることによって肺機能は自然と低下していきますが、喫煙している方は年齢関係なく肺への負担がよりかかっていることはご存知でしょう。喫煙者でタバコ煙に感受性の人は1秒間に吐き出すことのできる空気量が急激に低下すると考えられています。
喫煙は肺炎を含む急性の呼吸器疾患を引き起こす原因となります。また、一度喫煙をしてしまった肺は正常の肺に戻すことがとても難しいといわれています。
肺は回復しづらい臓器の1つです。。肺年齢であれば1年に1歳若返ればいい方ともいわれ、『男性はある時点から21年間禁煙を続けた場合、発がんリスクが全くたばこを吸わない男性なみに下がり、女性の場合は禁煙後11年で発がんリスクがリセットされる』とDIAMONDonlineで紹介されています。つまり禁煙を始めても肺機能を元の状態に戻すには数十年かかってくると考えられているのです。※生活習慣や喫煙年数、感受性などによって異なる可能性があります。
肺を若返らせる方法1:千手観音体操
『名医THE太鼓判』で大谷先生が紹介していた方法で、呼吸筋を鍛える体操です。
- 足を肩幅に開きます
- 観音様のように手のひらをそろえて息を吸い込みます
- 息を吐きながら腕を上にあげていきます(この時にお腹がへこむのを意識しましょう)
- そこから千手観音のように腕を伸ばしたまま下ろしていきます。
ポイントは左右の肩甲骨をくっつけるイメージで行います。
この体操を1日30回行うことで横隔膜などの呼吸筋を若返らせる効果が期待できるといいます。
この方法は簡単に毎日の生活に取り入れることができます。どこでもいつでもできる体操ですので、隙間時間を見つけて行ってみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク肺を若返らせる方法2:
呼吸器内科大谷義夫先生がさらにお勧めしていたのが『リンゴを使った食の改善』を行っていくことです。リンゴに含まれるリンゴポリフェノールが血流を良くし、硬くなった呼吸筋を和らげ肺機能を上げるといいます。
リンゴポリフェノールはリンゴの皮に多く含まれているので皮ごと食べるとより効果が期待できます。リンゴをそのまま食べてもいいですし、皮ごとすりおろして料理に加えても良いでしょう。すりおろしであればソースやドレッシングとしても使うことが出来ます。
まとめ
実際に『名医THE太鼓判』では芸能人3名の方がこの若返らせる方法を2週間続けて肺年齢が全員改善されていました。最も少ない方で6歳若返り、最も多い人で11歳若返っています。改善方法の効果が期待できそうです。しかし、この方法を取り入れているだけではなく、現在も喫煙されている方は禁煙をすることがなによりも大切です。肺疾患を患ってからでは遅いので禁煙を考えられてみてはいかがでしょうか。
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