2019/3/11に放送されたTBS系テレビ番組「名医のTHE太鼓判!」でお肉ダイエット法や悪玉コレステロールを下げる食品として豚肉を紹介されていました。その方法や効果とは?
スポンサーリンク悪玉コレステロールを下げる食品は豚肉?
LDL=悪玉コレステロールが血中で増えると血管の壁を狭くし動脈硬化の原因となる可能性があります。これが脳卒中や心筋梗塞に繋がってしまうことも。
食のスペシャリストである東京慈恵会医科大学附属病院栄養部の赤石定典先生は『悪玉コレステロールを改善するのは歩くオリーブオイルといわれるお肉です』と話されていました。
この歩くオリーブオイルというのが、『豚肉』。そのカギとなるのが『オレイン酸』。
オレイン酸とはオリーブオイルなどの油に含まれる成分です。赤石先生はこのようにオレイン酸を紹介されていました。『オレイン酸は血中の悪玉コレステロールのみを減らす成分です。これが豚肉には多く含まれています。』
豚バラ肉(100g):オレイン酸は約14g
オリーブオイル(大匙1杯):オレイン酸は約9g
引用:名医THE太鼓判
さらに、『豚肉の脂にはオレイン酸、ステアリン酸、リノール酸など悪玉コレステロールの低下成分が多く含まれている』と赤石先生は解説されていました。
お肉の脂の部分ってダイエットや体にあまりよくなさそうなイメージがありますよね。今まで調理をする際に脂の部分を切り落としていた方も多いのではないでしょうか。その油の部分にこんなにも体に良い成分が含まれているとは驚きの情報です。
悪玉コレステロールを下げる方法
番組内で紹介された、悪玉コレステロールを改善する食事法はこちら☟☟
- 3食のうち1食を豚肉料理にする
- 調理の仕方は自由
- 1日の摂取目安は100~150g
引用:名医THE太鼓判
こんなに簡単で嬉しい食事法はなかなかないのではないでしょうか。どんな調理法でも良いので、回鍋肉、豚肉のポークカレー、とんかつ、豚汁、豚の生姜焼きなど味に飽きが来ることもないのがとてもうれしいですね。
また、ジンギスカンなどのように入手困難でもなく、価格も比較的リーズナブルで庶民が親しみやすいお肉を使ってできるという点でも挑戦しやすい食事法です。
悪玉コレステロール値を改善する最強の豚肉料理とは?
オレイン酸などの悪玉コレステロール値を改善するといわれる成分は脂の部分に含まれると解説されていました。その脂の部分を効率よく摂取できる料理が『豚汁』です。
焼いたりしていしまうと脂の部分の成分が流れてしまう可能性があるなか、豚汁に関しては汁に流れた成分もそのまま頂ける点で優れているようです。
スポンサーリンク豚肉を1週間食べ続けた結果・効果?
番組内で今回悪玉コレステロール値を下げる食品豚肉を1週間食べ続けられていた方が元フィギュアスケーターの渡部絵美さん(59歳)。基準値は70~139mg/dLです。彼女が今回豚肉食に変える前は147mg/dLと基準値を超えている状態でした。
1週間の豚肉生活後の悪玉コレステロール値は、96㎎/dL。これは本当に劇的変化です。
1週間でこれだけ改善するというのは稀な例であるようです。『一般的にはコレステロールが高い方は脂身の少ないお肉を食べるよう医師の方も指導。しかしこれだけの改善がみられたというのは、豚肉のオレイン酸がうまく作用した』と内科ダイエット外来の工藤孝文先生は驚きの表情で話されていました。
まとめ
いかがでしたか。1週間豚肉を1食食べ続けるだけというとても簡単な方法でこれだけ改善がみられるというのは嬉しいですね。番組内でも医師の方が『勉強になりました』とコメントされていましたので、まだあまり周知されていない方法であることが推察できます。悪玉コレステロール値を下げたいという方は試してみてはいかがでしょうか。
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