2019/9/17に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では健康長寿に学ぶ薬味SPと題してあらゆる薬味の健康効果を紹介されていました。その中で体を老けさせない5大薬味をランクづけされていました。その5位にランクインした大根おろし。その凄い効能やおろしに適した大根の部位とは?
スポンサーリンク大根おろしは胃腸を老けさせない?
胃腸を老けさせない薬味です。夏から今の時期にかけての体調不良の中で4割もの方が食欲不振や胃腸の調子の悪さを訴えているといいます。しかしこの薬味を意識的に摂取している人は胃腸が若々しく元気な方が多かったと番組で紹介されていました。
大根は大根でもおろしが特に良いです。大根そのままでは意味がありません。
大根をおろした時に出る辛さに秘密があります。最新の研究では大根おろしなどの辛み成分摂取で死亡リスクが約14%減!!大根などのアブラナの野菜を摂取すると辛み成分のイソチオシアネートが摂れます。
国立がん研究センターの最新研究(2018年)のものによると、「大根などのアブラナ科野菜を多く摂取する人は摂取量が少ない人に比べ死亡リスクが男性で14%、女性で11%低かった」
参考:『林修の今でしょ!講座』
と解説されていました。アブラナ科の野菜を摂取することですべての疾患リスクが減るというデータも最近注目されていますが、大根の辛み成分であるイソチオシアネートという成分は大根をおろしたときに細胞が破壊されて生まれる成分の為、おろしてから食べることに意味があると考えられています。汁ごと食べることが大切です!
アブラナ科であるブロッコリーの凄い効能は下記記事で紹介しています☟☟
ブロッコリーの栄養凄い!がん予防やダイエットに効果的?食べ合わせ食材は?
最強な大根おろしの作り方・レシピ
大根おろしをするポイントや、大根の選び方などを紹介していきます。
大根の辛み成分が多い部分
大根を購入する際1本まるまる購入される方もいらっしゃるかと思いますが、スーパーによっては3等分や3等分にカットされている大根がお手頃な値段で販売されていることもありますよね。
大根おろしを使う際に一番適している部分はどこかご存知ですか?私は母から教えてもらいましたが、知らずに適当に買っている方も多いかと思います。
辛み成分が一番多い部分は大根の下部です。私の場合は母から『大根おろしは上部、煮物は下部』と教えてもらいました。その理由が辛くない大根おろしを食べる為です。しかし、『林修の今でしょ!講座』によるとこの辛み成分を摂取することに意味があるというので、なるべく辛い大根おろしを摂取するためには大根の下部を使うことが適しているということになります。
私の母のように辛みが苦手な方は上部を使う方が宜しいかと思いますが、栄養面から考えると下部を使った大根おろしの方がイソチオシアネートの量は数倍多くなります。栄養を摂取する場合は下部を使いましょう。
摺り方のポイント
大根おろしをする際は大根を斜めにするのではなく垂直にしてするようにしましょう。垂直にすることで細胞がしっかりと壊れてくれます。大根は縦に繊維が入っています。繊維に対して垂直におろすと細胞がより壊れて辛み成分が多く生まれます。
また、大根おろしはすったらすぐに食べるようにしましょう。大量にすって保存するのではなく、適量をすって食すようにしましょう。また、大根はしまう時に断面にラップをして空気に触れないようにしまっておくことが大切です。
【大根おろしの胃腸を老けさせないパワーがアップする組み合わせ】
- 大根おろし×納豆(=納豆の納豆菌が善玉菌を増やし大根おろしとのWパワーで胃腸が元気に!)
【大根おろしの摂取目安量】
食品医学研究所所長の平柳要先生によると「大根おろしは1日大さじ1杯程度を目安に摂取すると効果的」だといいます。
スポンサーリンクまとめ&感想
いかがでしたか。今まで胃腸に何も問題なかったのですが最近特にだるさを感じるようになっていました。季節的な要因も関係しているとは意外でしたが、たしかに夏は食欲不振になりがちですよね。そんな時だからこそ積極的に薬味である大根おろしを摂取して胃腸を回復させていきたいです。また、大根おろしはさっぱりとしており食欲がなくても食べやすいこともとても利点ですね。適度に摂取して健康的な胃腸を目指していきたいですね。
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