2019/9/16に放送されたTBS系テレビ番組『名医のTHE太鼓判』では美しく痩せる!?奇跡の食材を紹介されています。その食材は美肌、疲労回復効果も期待できるというのです。その奇跡の食材とは?
スポンサーリンクかすべとは?
かすべとはエイの仲間の魚で、見た目はエイのように三角で平らな部分の裏に可愛らしい顔がついており、その下にしっぽがついている魚なのですがそのしっぽの横に人間の手と足のような形(どちらかというとカエルに似ているかもしれません)をしたものがついており、とても奇妙な形の魚です。裏から見ると一見人面魚のようにも見えます。
正式な名前はガンギエイで北海道近海で生息しており、特に羽幌漁港布巾に多く生息しています。
かすべの食べ方
かすべはヒレの身の部分のみ食べます。その為、胴体とヒレに分けて解体していきます。皮をはぎ、食べられる範囲を切り離していきます。ヒレの部分はとても肉厚で赤い刺しです。かすべは赤ければ赤いほど新鮮な証拠です。
かすべのダイエット効果とは?他効能は?
産婦人科医の丸田佳奈先生は「かすべはなによりも高たんぱくで低カロリーです。例えばサバと同じ量食べたとしても同じくらいのタンパク量にもかかわらず、エネルギー量が半分以下とダイエットに適した食材。さらにコラーゲンも豊富なので美肌効果も得られます」と解説されています。
【エネルギー量】五訂増補日本食品標準成分表 100gあたり
ぶり | 鯖 | またい | かすべ |
257Kcal | 202Kcal | 142Kcal | 89kcal |
【タンパク質量】五訂増補日本食品標準成分表 100gあたり
21.4g | 20.7g | 20.6g | 19.1g |
呼吸器内科の大谷義夫先生によると「かすべの身に多く含まれるパントテン酸がダイエットに効果的と考えられています」と解説されています。このパントテン酸はビタミンB群の一種で体内に入ると脂質、糖質、タンパク質のエネルギー代謝を助ける働きがあると考えられているためだと言います。
管理栄養士の赤石定典先生は「かすべはビタミンB群が豊富でエネルギー代謝を助けるだけでなく、結果として疲労回復やストレスの軽減も期待できる」と紹介されていました。
スポンサーリンクかすべの調理法・レシピ
かすべは新鮮な状態で刺身にして食べることが多いようです。かすべは冷蔵でも3日ほどしか鮮度を保つことが出来ない魚なので、刺身は地元以外ではめったに食べることが出来ない奇跡の食材だといいます。
また、かすべを唐揚げにして食べることもあるようです。北海道といえばザンギですよね。鶏肉とは異なりかすべのふわふわっとした身の食感がザンギの衣と相まってとても美味しいといいます。
ちなみに現在は冷凍技術が向上したのでインターネットで購入することが出来るといいます。全国どこでも購入可能のようです。
まとめ&感想
鮮度を保つのがとても難しいお魚のようなので、お刺身は地元でしか食べられないと聞くと北海道まで足を運びたくなります。ネット上には生のかすべや干物のかすべも販売されています。値段は張りますが食べてみたいというかたは試してみてはいかがでしょうか。
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