テレビ朝日系バラエティー番組『林修の今でしょ』3時間SPで健康長寿1000人に長生きの秘訣を調査し、4つのキーワードから長寿の方々が日常生活に取り入れていることをランキング形式で紹介しています。
4つのキーワードは『発酵食品』、『肉料理』、『風呂』、『睡眠』です。
この記事では番組で取り上げられたお風呂に関して紹介していきます。
健康長寿の3大お風呂の特徴
- 入浴回数
- 入浴時間
- お風呂の温度
1.入浴回数
お風呂には毎日入ること。きちりと湯船に入ることが大切です。毎日の入浴は要介護になりにくい!
東京都市大学教授 温泉療法専門医の早坂信哉先生はこう語っています。
『毎日お風呂に入る方とそうでない方を比べて5年間追跡した結果、お風呂に毎日入っている方は1.85倍要介護状態になりにくいことがわかった。』
※シャワーではなく、お湯につかること。
要介護になりにくい2つの理由
- お風呂に入ることで体の柔軟性が増す。→特に靭帯や関節部分が柔軟になり、けがをしにくい体になります。
- 血液の流れが良くなり老化を防止。→歳をとると細胞が老化物質を出してきます。そういった物質は周りの細胞を傷つけます。結果として細胞が痛むので老化するメカニズム。血流がよくなるとその老化物質を洗い流す効果が期待できます。(体の抵抗力が増す)
2.入浴時間(湯船に浸かっている時間)
湯船に浸かるのは10分で十分足ります。
10分以上の入浴は病気のリスクを高めるだけでなく、美容にも悪影響!
- 10分以上の入浴は体温が上がりすぎてしまい、浴室熱中症の危険があります。
- 肌に良くありません。半身浴している人ほど乾燥肌に。つまり長時間の入浴は肌を乾燥させます。
3.お風呂の温度
40度で入浴することがベスト。38度は体温に近いので温熱効果が得られません。
名医お勧めの入浴法は
10分、40度、全身浴、毎日 とのことです。
42度以上になると血圧が上がりやすくなり血管が破れてしまう『ヒートショッ】の危険も考えられます。これは血管が破けてしまって脳内出血に繋がることもあるということです。
【名医が教える】お風呂に浸かりながらできる健康法
日本人の死因第3位の肺炎ですが、入浴中にあることを行うと肺炎予防になると話されています。
- お風呂で発声練習は多くの湯気を吸いこむ為、気管の調子を整える
- お風呂で歯磨きをする。→長時間きちんと磨くことで口の中の雑菌を減らす効果が得られます。
まとめ
いかかでしたか。あらゆる知識を得て様々な健康法を取り入れて長く生きようとすることよりも、こういった当たり前のようなシンプルなことをまず習慣化させることでより長く健康的に暮らすことができるのかもしれませんね。
スポンサーリンク