いわしの効能が凄い!ビタミンDの1日の目安摂取量は?ガン予防にも?

【公開日】2019年04月05日,【更新日】2019年04月05日

2019/4/2に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では医師が選ぶ体に良い回転すしネタをランキング形式で紹介。そのネタの持つ栄養成分や効能を明かされていました。その中で1位にランクインしたのが『いわしのお寿司』。その凄い効能とは?

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いわしの凄い効能とは?

東邦大学医療センター大森病院の弘世貴久先生は「いわしには、骨に大事なビタミンDが豊富に含まれています。魚の中でもトップクラスの含有量になっています。」と話されています。また、和光医院の林北辰先生は「女性は骨粗しょう症になりやすいのでいわしを摂ることによってそういった病気にも良い効果ができと思います。」と話されています。

いわしは日本の漁獲量が1位。とても身近な魚です。いわしが医師が選んだおすすめのネタ第1位になったのには理由があります。

骨を老けさせない

イワシはEPA・DHAなどの良い脂が豊富に含まれています。そしてタンパク質やカルシウムなどの栄養素のバランスがとても良い魚です。その中で注目したい栄養素が『ビタミンD』です。

骨を丈夫にするビタミンDがたった1皿で1日の必要摂取量をカバーしてくれます。(寿司ネタ1皿)

カルシウムは非常に溶けにくいので普通にとっても吸収されにくい性質があります。しかし、その吸収を助けてくれるのがビタミンDです。

いわしにはビタミンD意外にもカルシウムが豊富に含まれていますのでカルシウムとビタミンDを一緒にとれることから骨を丈夫にしてくれると考えられています。

1日のビタミンD必要目安摂取量

18歳以上の男女ともに5.5㎍。いわし1皿に含まれるビタミンD含有量は6.4㎍。いわし寿司1皿で1日の必要なビタミンD摂取が可能です。

あのたったふたきれのいわしだけで1日の摂取量が補えるのはとても簡単で嬉しいですね。

ビタミンDはがん予防?

国立がん研究センターの最新研究ではビタミンDの血中濃度が高いとがんのリスクを減少してくれるという報告があります。

もちろんとればとるほどがんにならなくなるというわけではありませんが、血中ビタミンD濃度が低い人はがんになるリスクが高くなると明らかになってきているようです。

現段階ではどれほどとればがんにならないかまではわかっていませんがビタミンDを積極的に摂取していくことが大切であることがわかります。

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まとめ

いかがでしたか。いわしはビタミンDの含有量が高く骨を丈夫にしてくれるほか、最近の研究ではがん予防にも効果が期待できると考えられています。その他にもカルシウムやタンパク質などのバランスの良いお魚ですので普段の食生活に積極的に取り入れていきたいですね。

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