2019/4/2に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では医師が選ぶ体に良い回転すしネタをランキング形式で紹介。そのネタの持つ栄養成分や効能を明かされていました。その中で2位にランクインしたのが、『あじ』。その凄い効能とは?
スポンサーリンクあじの効能!筋肉に効果がある?
筋肉を老けさせない
あおき内科さいたま糖尿病クリニック青木厚先生は「あじ寿司はタンパク質と脂質のバランスが大変よくきんにくを作るのに良い」と話されています。
近畿大学生物理工学部准教授の谷本道哉先生は「栄養バランスも非常に優れていて特に筋肉に良い。豊富なタンパク質と適度な脂質が筋肉を老けさせない」とあじの凄さを紹介。
EPA・DHAは筋肉にもよく、筋肉の合成を高め、分解を抑える効果が期待できるといいます。青魚は特にEPA・DHAが豊富に含まれています。あまり多いとカロリーが過多になるところあじには適度にEPA・DHAが含まれ良い脂質が含まれています。
1回の食事20g以上で筋肉がつきやすくなる(出典:Mooreら、2015年より改変)と番組内で紹介。あじであれば1皿5g程度(回転ずしのあじ)なので、4皿食べれば十分タンパク質を摂ることが出来ます。
筋肉を増強させる
あじに含まれるビタミンDが筋肉を増強させる!青魚にはビタミンDが多く含まれています。このビタミンDは筋肉を増強させる働きが強いです。ビタミンDが欠乏していると筋力が低下するという研究や転ぶリスクが上がるという研究もあるといいます。
ビタミンDの作用で筋肉の合成を促し、さらに筋肉の収縮を助ける作用も期待できると考えられています。
あじを食べてやりたい簡単運動法
アジを食べた後につまずき予防に繋がる簡単運動法を筋肉のエキスパートである近畿大学生物理工学部准教授の谷本道哉先生が教えてくださっていました。そのやり方はこちら。☟☟
お寿司deランジ
大腰筋という筋肉がありますが足を前に振り出す筋肉で、この筋肉が弱ってくると足がずるずるっとでてくるので転ぶ原因に。このお寿司deランジはもも、おしりに加えて大腰筋も鍛えられます。
- 肩幅に足を広げ、手は腰の位置に。
- 片方の足で一歩前に踏み込みます。
- しっかり深く膝が床すれすれ位踏み込みましょう。
- 後ろ足の力で体勢を戻します。
これは右左に交互に行うのではなく、右、右と片方の足を連続で行いましょう。また余裕のある人は足を遠くにもって行って踏み込むようにしましょう。反対に辛い人は、足を近くにもって行っても良いですし、机に手をつきながらでも大丈夫だといいます。
2日に1回、左右10回ずつすると効果的!
スポンサーリンクまとめ
いかがでしたか。あじのタンパク質以外の栄養成分が筋肉にも効果的というのはかなり意外な発見でした。あじは適度なタンパク質と脂質を含んでいるのでバランスの良い食事を心がけながら調理されている人にとっても重宝したい食材になりそうですね。また、あじを食べた時はお寿司deランジをしてより足腰を強くされてみてはいかがでしょうか。
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