2019/4/2に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では医師が選ぶ体に良い回転すしネタをランキング形式で紹介。そのネタの持つ栄養成分や効能を明かされていました。その中の9位にランクインしたのが、『こはだ』。こはだに含まれる栄養素が骨を丈夫にしてくれるといいます。
スポンサーリンクこはだの効能が凄い!カルシウム?
芝大門いまづクリニック今津嘉宏先生は「回転すしの寿司ネタの中でこはだはカルシウムがカルシウムの含有量トップクラスですね」と話されています。
また、東京女子医科大学の千葉純司先生(膝関節手術のスーパードクターとして知られています)も「こはだに含まれるカルシウムは回転すしに出ている魚の中でNo.1。」と話されていました。
こはだ1皿のカルシウム量は他の魚で比較すると、アジ3皿、タコなら12皿、さばは32皿、食べる必要があります。カルシウム量に関しては圧倒的にこはだが多いことがわかります。魚といえばカルシウムが豊富な印象がありますが、すべての魚がそうというわけではないということになります。
なぜ他の魚よりもカルシウムが多いのかというと、こはだは小さい魚で小骨が多いからカルシウムが多いのです。
こはだとは?
こはだは出世魚で、成長するたびに名前をかえていきます。関東では5~6㎝のものをシンコ、7~10㎝のものを、こはだ、12~14㎝のものをナカズミ、それ以上のものを、コノシロと呼びます。
こはだの小骨を柔らかくする調理法
家庭でもできる小骨を柔らかくする調理法とは?
- こはだを開きます
- 臭みをとるために開いたこはだに塩をふり20分置きます
- この時、水が出てきますのでザルの上などで行いましょう。
- 出てきた水はこはだの臭み成分です。
- こはだを水で洗いこはだについている塩を流します。
- その後、お酢で締めていきます。
- 冷蔵庫で20分ほど寝かせます。
- お酢から出した後、更に2~3日寝かせて完成。
お酢につけることで小骨を柔らかくすることができます。つまり、お酢で締めることでもともとあるカルシウムを逃さず食べることができます。
スポンサーリンク骨の為になるサイドメニュー
一緒に食べることでこはだのカルシウムを効率よく摂取できるサイドメニューがあります。それが『だし巻き卵』です。カルシウムだけでは骨は作れません。骨を作るにはカルシウム×ビタミンDが必要になります。
そもそもカルシウムは吸収率の低い栄養素です。牛乳などの乳製品の場合カルシウム吸収率は40~50%。一方ビタミンDはカルシウム腸管から吸収するのをサポートしてくれます。
更に、ビタミンDには骨の量を増やすだけでなく、骨の質も良くする効果があります。
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まとめ
いかがでしたか。骨を丈夫にしたい方は回転ずしに行かれた時にこはだを注文することで骨を強くしてくれます。さらにサイドメニューとしてだし巻き卵を一緒に食べることでその栄養素を効率よく吸収することができます。
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