お酒を飲んだ翌日のむくみ予防法!お酒と相性のいい食物の選び方

【公開日】2017年03月10日,【更新日】2017年03月31日

楽しくお酒を飲んだのはいいけれど、翌朝起きたら顔がパンパンにむくんでいる!体重が増えている!そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。お酒の飲み方は様々かと思いますができれば翌日までお酒を持ち越したくないものです。

お酒との正しい付き合い方を知り、『アルコール=太る・むくむ』という常識を変えてしまいましょう。その方法は簡単です。たった4つのことを心掛けるだけです。

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お酒を飲むとむくむ・太る理由

何事も対策や予防法を練る時はその現象が起こる原因・理由を把握したうえで計画をたてるものです。お酒が体にどのような影響を与え、太る・むくむ原因になっているのがきちんと理解しておきましょう。

太る理由

【1】肝臓の3つの主なメカニズムが崩れてしまう為。肝臓には3つの働きがあります。代謝機能、解毒・排出機能、貯蔵です。お酒を飲むことにより肝臓は解毒・排出機能の働きを主に優先します。その際に他の機能がおろそかになる為、貯蔵機能で一時的にエネルギー(カロリー)を保存する働きができなくなってしまい、そのエネルギーが中性脂肪となり、体脂肪となってしまいます。

【2】おつまみによるカロリーオーバー

貯蔵機能が低下すると、血糖値も低下してきます。この影響により体は満腹感を感じず血糖値を上げる為の栄養素を必要とします。その栄養成分が炭水化物です。お酒の締めはラーメンやお茶漬けが食べたくなりませんか?肝臓が正常に働いていないことが原因で起こる症状です。

又、お酒を飲むと塩分が多いものや脂っこいものが食べたくなりますよね。から揚げやフライドポテトなどを知らないうちにたくさん食べていた!ということはよくあることです。高カロリー+お酒では1日の摂取カロリーが必要としているカロリー量よりも多くなります。

むくむ理由

【1】血流が悪くなる。血管の外に出てしまった余分な成分(組織液)が体を巡らず溜まった状態になり、それがむくみとしてでてきます。

【2】アルコールは初めは尿として排出されますが、アルコールを分解する為には更なる水分が必要となり、過剰な水分を摂取します。排泄量を上回る水分の摂取量によりむくみがおきます。また、おつまみには塩分が多く含まれていることが多いのも要因の1つです。

むくみ・太るを予防する方法

お酒は太る!としているけれど、どうしても止められない!そんなアルコールラバーは女性でも多いのではないでしょうか。私もその内の1人です。ダイエットをしていてもお酒はやめられません。そんな方達でもちょっとしたことに気をつけるだけで、翌日のむくみを予防することができます。その方法とは?

チェイサーと和らぎ水

ウイスキーや日本酒などアルコール度数が高いものは胃腸への刺激が強いうえに、血中アルコール濃度が早く上昇するので肝臓への負担が高まります。その負担を取り除く為に必要なのがお水です。お水などで薄めてゆっくり飲むことがお勧めですが、ストレートで飲みたい方も多いはず。そんな方はお酒を飲んで追いかけ水としてチェイサーや和らぎ水を用意しておきましょう。

お水で割って飲まない場合(ストレート)、1杯飲んで、追いかけて水を1杯飲むようにしましょう。

お酒を飲んで帰宅後の飲み物とトイレ

むくみの原因となる余分な水分はその日のうちに排出するようにしましょう。排出量を上回る水分摂取量が原因なのであれば、排出量を増やすこと一番です。利尿作用のあるお茶を飲み、寝る前にトイレにいきましょう。利尿作用のあるお茶はカフェインを多く含む飲み物です。コンビニで買えるものであれば、玉露のお茶、缶コーヒー、紅茶やドリップコーヒーです。レッドブルなども利尿作用の高い飲み物になります。

お酒を飲まない日を作りましょう

お酒を飲むと肝臓に負担をかけてしまいます。それが毎日続くことにより肝臓の1つの働きである代謝を高めてくれる効果が期待できなくなります。つまり太りやすい体になってしまいます。北欧などの国では健康意識が高い人が多く、自分の体を労わる週を作っている人が多くいます。お酒は好きな人種だからこそ飲む週を決めて自分をコントロールしているそうです。

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お酒と相性の良い食べ物をおつまみにする

乳製品

チーズ、ヨーグルトや牛乳は胃酸を和らげ胃の粘膜を保護する働きがあります。ただし牛乳は冷たいものではなく、室温程度になったものがお勧めです。冷たいまま飲んでしまうと胃を刺激してしまいます。お酒を飲む前にこれらの乳製品を食べておくと、アルコールから受ける刺激による胃壁の荒れを和らげてくれます。

アルコール摂取の30分から1時間前に食べておきましょう!

野菜

アルコールを飲んでいる間は食物繊維、ミネラル、ビタミンが不足しがちです。これらの成分を多く含む植物性食物を多く食べるように心がけましょう。居酒屋のメニューにのっている海藻が入ったサラダを食べたり、ひじき煮や枝豆、切り干し大根なども食物繊維を多く含むのでお勧めです。これら食べ物は血糖値の上昇を和らげ、脂肪をつきにくくしてくれる効果がある為お酒を飲む前、または飲んでいる間に摂取しましょう。

果物

アルコールを分解する効果のある果物はお酒を飲んだ後に食べることがお勧めです。柑橘系のフルーツが特におすすめで、ジュースになったものも良いでしょう。飲み会の帰り道にコンビニでフルーツジュースを買って帰れば簡単に摂取できますね。

タンパク質

タンパク質は脂肪の燃焼を助けてくれる栄養素です。できるだけ脂の少ない高たんぱくなおつまみを選ぶようにしましょう。豆腐類や焼き鳥にはタンパク質が含まれますので、おつまみとしては最適です。

まとめ

いかがでしたか。お酒を飲む際は賢い食事の選択をすることやちょっとした心掛けで翌日のむくみや体重増加を防ぐことができます。正しい知識をしっていると得した気分になりませんか?今まで何も考えずに飲んでいた人、ほんのちょっとの努力で翌日自己嫌悪に落ちる必要がなくなるのです。好きなことをしていると幸せになります。その好きなことを嫌いになる必要もありません。翌日の悩みを解消してもっと楽しくお酒を飲みましょう!

予防したけどむくんでしまったという方はこちら→お酒を飲んだ翌日のむくみを解消する方法【原因と対処法】

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