納豆の凄い効能!熱に弱い?ひきわり納豆の栄養・効果との違いとは?

【公開日】2019年04月04日,【更新日】2019年04月04日

2019/4/2に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では医師が選ぶ体に良い回転すしネタをランキング形式で紹介。そのネタの持つ栄養成分や効能を明かされていました。その中で3位にランクインしたのが、『納豆巻き』。その凄い効能とは?

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納豆の凄い効能

赤坂ファミリークリニックの伊藤明子先生は「納豆にはナットウキナーゼという酵素が含まれています。体の中の血栓(血の塊)ができるのを予防する作用が期待されます」と話されています。また、みなと芝クリニックの川本徹先生は「納豆は体に良いスーパーフードといわれるくらいです。」と納豆の健康効果を褒められていました。

納豆は健康に良いイメージがあります。なんといっても重要な働きがこちら☟☟

納豆に含まれるナットウキナーゼ、レシチン、大豆イソフラボンのトリプルパワーで血管を老けさせない

ナットウキナーゼが血栓を撃退?

ナットウキナーゼとは納豆でしかとることのできない栄養成分です。血球と血球が手をつなぐと血栓として溜まった状態になります。ナットウキナーゼというのは、この血球と血球の手を切るイメージで血栓を作らせないと考えられています。これによって血栓が作られずに血液がサラサラになって血のめぐりがよくなります。

レシチンが血管を丈夫にする?

血液中には悪玉コレステロールという悪いコレステロールが存在します。このコレステロールが血管の内側にこびりつくと塊をつくって血管の壁が厚くなり、最終的には血管が硬くなって動脈硬化が起きる原因に。レシチンというのは血管内に溜まった悪玉コレステロールを除去する働きが期待できます。そのため、結果的に血管を丈夫にしてくれます。

大豆イソフラボンが血管をしなやかにする?

大豆イソフラボンは腸内細菌の働きでエクオールという成分に変わります。この成分は女性ホルモンのような働きをしてくれますので、血管の壁をしなやかにする働きを持っています。

納豆巻きにすると健康効果がアップする?熱に弱い?

納豆を納豆巻きとして食べることで血管に良い効果が期待できます。

納豆を低温で食べるのでナットウキナーゼの活性を高める

普段納豆は熱々のごはんにのせて食べることも多くありますよね。しかし、納豆巻きは納豆を低温で食べることができます。それが良いというのです。

その理由がナットウキナーゼが熱に弱い性質を持っている為です。

ナットウキナーゼは50度で活性が弱くなってきます。そして70度を超えるとその機能をなくしてしまいます。

つまり、加熱調理法で作った納豆汁や納豆スパゲッティに関してはナットウキナーゼを摂取したい方にはもったいない調理法です。ナットウキナーゼを結局的に摂取したい場合は低温で納豆を摂取するようにしましょう。

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ひきわり納豆の栄養・効果との違い

ひきわり納豆は大豆を砕いてから発酵させた納豆のこと。糸引き納豆に比べて表面積が広い為発酵がより進みます。その為、よりビタミンKが豊富に作られます。

このビタミンKは骨の形成になくてはならない栄養素です。糸引き納豆100gのビタミンK含有量は600μgのところ、ひきわり納豆は800㎍以上と約1.5倍のビタミンKを含みます。

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まとめ

納豆のトリプルパワーで血管を老けさせない。その一つのナットウキナーゼを摂取したい場合は低温で食べることがポイント!また、骨を丈夫にするビタミンKを多く摂取したい場合は糸引き納豆よりもひきわり納豆を食べるのが効果的!

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