納豆は2017年に消費額が過去最高を記録、その額なんと約2250億円以上だといいます。値段もリーズナブルな上に健康に良いことから、人気に拍車がかかっています。
この記事では納豆をどうやったら栄養をより多く取れるか、また美味しい食べ方などを紹介していきます。
スポンサーリンク納豆の効果や効能
納豆には骨を丈夫にするビタミンKや血糖値の上昇を抑えるポリグルタミン酸が含まれています。
また、整腸作用のある酵素も含まれます。
しかし普通に食べているだけではその栄養をきちんと取れていません。
タカノフーズ納豆研究開発小林知世さんによると、『弊社の保有する納豆菌の中でS-903の納豆は903番目に見つかったという納豆菌で、免疫に対する機能性が従来の納豆菌よりも1.5倍高い納豆菌』(参考:とくダネ!)と話されていました。
共同研究者でもある中部大学工学部林京子客員教授によると『納豆菌は口から投与されますと腸管に到達します。外から入ってくる病原体に対する攻撃力を高めるということになります』(参考:とくダネ!)と話されていました。
納豆の主な効能
- 骨粗しょう症に効く
- 整腸作用
- 肌の新陳代謝を促進
- 免疫力UP(特にタカノフーズのS-903)
納豆の栄養をより多く摂取する方法とは?
御茶ノ水健康長寿クリニックの白澤卓二院長によると(「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」:テレビ東京)、
【1】骨粗しょう症に効くビタミンKをしっかり取る方法は『食べる前にすぐには混ぜず冷凍庫から出したら常温で20分置く』
冷蔵庫では納豆菌の活動がストップしています。そこで20分常温に置くと納豆菌が増殖します。すると納豆菌に含まれるビタミンKを多く摂取でき骨粗しょう症予防になります。
【2】整腸作用のある酵素をしっかり取る為には『ご飯と食べる時にご飯を冷ましてから食べる(15秒かき混ぜてから食べる)』
納豆に含まれる酵素は熱に弱いので熱々のごはんにのせると酵素の働きが弱まってしまいます。炊飯器から出してすぐのごはんは約70度。納豆に含まれる酵素は50度以上で働きが鈍ります。65度になるとほとんど死滅してしまい整腸作用が働きません。
15秒かき混ぜることで約45度までごはんは下がります。
【3】お肌の新陳代謝を良くする為には、『納豆を夜に食べる』
納豆に含まれるアルギニンが夜間の成長ホルモンの分泌を促進します。成長ホルモンの分泌が促進されると肌の新陳代謝が効率よく改善します。
スポンサーリンク納豆の美味しい食べ方とは?
86年の歴史があるおかめ納豆などを生産するタカノフーズの研究員小林知世さんによると(「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」:テレビ東京)、
『納豆独特の味を楽しみたい方は、賞味期限間近がお勧めです。』
納豆は日が経つにつれて匂いや味が濃くなってきます。熟成時間が長いと豆の味やにおいが強くなるといいます。
『ネバネバ感を楽しみたい方は先に納豆を混ぜてからタレとからしを入れましょう。』
ネバネバ感が増えてふわふわになります。
まとめ
いかがでしたか。今まで普通に熱々のごはんにかけて食べていた人も多いのではないでしょうか。栄養価が高い食べ物を毎日摂取していても知らないところで栄養が逃げてしまっていてはもったいないですよね。正しい知識の元栄養をきちんと摂取していきたいものです。
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