いびきをかく人とかかない人がいますが、その違いは一体何なのでしょうか。その理由は会社からのストレスでも睡眠不足からくるものでもなく、体内のある部分の特徴の違いによるものとご存じですか?
この記事ではいびきをかく理由(メカニズム)とどのように対策をしていけばよいかなど調べてまとめてみました。
スポンサーリンクいびきをかく理由とは?
いびきのメカニズム
2019年11月19日に放送されたテレビ番組『この差って何ですか』では東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本先生が「いびきをかく人は寝ている時に舌がのどに垂れている人」と紹介されていました。
絵心のない絵+illustratorの使い方がわからないのでクオリティーの低い絵になってしまいましたが、伝わればと努力しました。笑
灰色と水色の矢印は口から入った空気が気道に流れていく空気の流れを表しています。灰色は舌が垂れていない通常の空気の流れ。水色は舌(赤色)が黒い矢印方向に垂れてしまった場合の空気の流れです。
舌がのどに垂れると空気の通り道を圧迫しています。通常であれば灰色の矢印→のように気道を通って口から空気が出入りします。
しかし、舌が垂れていると空気の流れが悪くなり空気が震動して大きな音をたてます。これがいびきといわれるものです。
つまり、この舌が黒い矢印↓のように垂れている人がいびきをかきやすい人です。
ではどのような人が舌が垂れているのでしょう?
舌が垂れる理由
・肥満= 体重が増えると舌が入ってしまい垂れる。
確かに私の父はTHE肥満体型でいびきをよくかいています。仕事のストレスからきているものかと思っていたのですが舌が垂れていたためだと思うと人間の体って本当に面白いなと思ってしまいました。
・加齢=舌の位置を正常に保つ舌筋が衰える。
これもmake sense、つじつまが合います。
・あごが小さい=舌のあごと喉との距離が近い人は舌を収めるスペースが狭いので舌が後ろに下がてします。
私の旦那がかなり小顔で羨ましいと常に思っていましたが、小顔であることでデメリットもあることを知ってちょっと嬉しくなってしまった私はダメな嫁(デカ顔)ですね。笑 旦那は頻繁ではありませんが、いびきをかくことが時々あります。これは舌を収めるスペースがないからだったんですね。会社でのストレスのせいかと思い込んでいました!
飲酒は関係している?
私は普段からいびきはかかないタイプなのですが、お酒を飲んだ日や疲労が溜まっている時に稀にいびきをかくことがあるので、飲酒との関係性が気になっていたので調べてみました。
銀座コレージュ耳鼻咽喉科の『いびき入門』という記事で「身体がアルコールを分解しようとして酸素が不足すると、通常より多くの酸素を取り込もうと激しく呼吸をするようになります。そして、気道を流れる空気抵抗が大きくなるために、粘膜が震えやすくなります。この様に、飲酒はいびきの原因になります。」と紹介されていました。
普段は鼻呼吸で就寝しているのに飲酒した時は口呼吸しているな~とは思っていたのですが、飲酒した時は酸素を取り込もうと自分の体が必死になっていたんですね。どおりで良質な睡眠ではないと思っていました。
やたらと口の中が乾いて水が飲みたくなるのもこれが理由だったということですね。より酸素を欲するため激しく呼吸し、その空気抵抗でいびきをかいていたとは!!!
飲酒時のいびきに関しては舌が垂れていることはあまり関係していなさそうですね。
いびきを対策するには?
舌が垂れて空気が通らなくなってしまうと将来的に睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高まります。この症候群は寝ている間に10秒以上無呼吸な状態が続き1時間に5回以上ある人が該当します。
寝て無意識の間に呼吸をしていないなんて怖いですよね。いつ自分がこくりといってしまうかわからない状態なのですから、できる限り早めに対策は打っておきたいものです。
舌が垂れていることが原因でいびきをかいている場合はリュックをしょって寝るのがおススメです。舌が垂れるのは仰向けの姿勢で寝ている時です。横向きに寝れば舌が垂れないので背中にリュックという障害を付けることで横向きで寝ることができます。
またはベットの片側に照明をつけて寝るのも効果的です。照明と反対側の向きに寝る可能性が高いためです。
抱き枕を用意して横向きに寝てみてもいいかもしれません。舌が垂れている場合は仰向きで寝ないように努力してみるところから始めて対策していきたいですね。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡
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