2019/9/23に放送されたTBS系テレビ番組『名医のTHE太鼓判』では、お笑い芸人のみきの食生活に密着取材をし、普段の食事を検査。兄弟の対照的な食事の特徴を紹介し、お互いの健康リスクを紹介されていました。そのリスクとは?
スポンサーリンク昴生(みき)の食生活
昴生さんは食べすぎでなんと2年で約30㎏も体重が増えたというのです。2年前の体重は55㎏でしたが現在はなんと85㎏です。そんな昴生の普段の食生活とは?
朝食に食べていたものは、砂糖入りの炭酸飲料、塩結び、唐揚げ、揚げチキン2個。
朝食から40分後は劇場で用意されているほうれん草とソーセージのチーズカレー(食べ放題)。それを3分で完食。そして食べ放題なので再度カレーを食べられていました。
この時点で30代成人男性の1日の総カロリー量をオーバーしています。
健康リスク
昴生さんのALTは136(基準値40以下)、中性脂肪614(基準値149以下)と基準値をはるかに上回る数値でした。
消化器内科の大竹真一郎先生は「中性脂肪は痛くも痒くもない。しかし、こういったことが続いて血管が不安定になると心筋梗塞や脳卒中など命に係わる病気に将来かかって突然死もおかしくない。また肝機能の指標を表すALTが136。肝臓というのは相当悪くないと症状が出ませんので気づかないでジワジワ悪くなり肝硬変や肝臓がんのリスクがあがります。」と紹介されていました。
昴生さんはさらに、内視鏡検査でピロリ菌がいると診断されています。ピロリ菌といえば胃がんのリスクが将来あがることでも有名ですね。その為早めに除菌することが大切です。
亜生(みき)の食生活
1食目はサラダ。コンビニで調達したものを2つ食べられていました、糖質30%オフのサラダと野菜スティックを食べられていました。食べ物にはかなり気を使われているようです。
夜はお酒をぐびぐび飲み、〆にラーメンを食べられています。
健康リスク
亜生さんは悪玉コレステロールが141(基準値は139以下)、中性脂肪が193(基準値149以下)と食事にかなり気を使っていたにも関わらずどちらも基準値をオーバーした結果になっていました。
これは脂質異常症という病気で血液中に脂が多い状態で将来的には脳卒中や心筋梗塞などのリスクがあると考えられています。
問題になったのは、お酒と〆のラーメンのようです。朝やお昼にどれだけ気を使っていたとしても、体に悪いものを多量に摂取するとそちらの影響の方が大きくなるということですね。
亜生さんの内視鏡検査の結果は、「とてもきれいな胃」と診断されていました。
スポンサーリンクまとめ&感想
いかがでしたか。同じ食事で育ってきた兄弟でも、20代以降は食にかなり差が生まれていることがわかります。昴生さんは特に健康には気を遣わず思いのままに好きなものを好きな量だけ食べている印象です。一方、亜生さんは普段の食事には気を使っており、お酒を飲んだ時だけ好きなものを食べ、飲むようにされているようです。こういった意識の違いでこれだけの差が生まれるのかと驚きました。食事は自分で簡単に改めることができます。普段の食事から健康を目指していきたいですね。
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