だしといえば、日本の伝統的な味付け法。乾物からとれるものや今ではパックに入った粉末状のものなど家庭で簡単に調理できます。そんな日本人の味であるだしがダイエットに効果的であると最近話題を呼んでいます。
この記事ではだしのダイエット効果やそのやり方や作り方を紹介していきたいと思います。
スポンサーリンクだしのダイエット効果
だしには減塩効果や味覚改善効果が期待できると『教えてもらう前と後』で紹介されていました。
例えばだしには昆布のグルタミン酸、鰹節に含まれるイノシン酸などが含まれていることから、うまみ成分が入っている為塩味を補う効果が期待できます。
塩味の高い濃い味を食べているとごはんなどの糖質を食べすぎてしまう傾向にあるといわれています。しかしだしを取り入れることでその濃い味を改善できるため、食べすぎを防止してくれるというのです。
味覚改善
だしを取り続けることで味覚が改善されます。味覚チェックで0.7gの砂糖(200mlの水)、真水、0.1gの塩(200mlの水)を入れたものを飲んで自分の味覚を試してみましょう。どれが何の味がするか当てられたら味覚に問題ありませんが、1つでも間違えた場合は味覚音痴になっている可能性があります。
そこで、だしを毎日とり続けることで味覚が敏感になり当てられるようになる可能性があるといいます。その理由は舌にある味蕾が1ヶ月で生まれ変わるためだといわれています。
だしダイエットのやり方
だしダイエットはとても簡単で毎日の食卓にだしを取り入れること。減塩効果が期待できるダシを使うことによって味を塩味で濃くすることなく食事を楽しむことができるというものです。
だしをとることで自然と塩味が減りますので、それだけで減量の効果が期待できると言います。
『教えてもらう前と後』では5名の方がだし生活を始めてこのような結果に。今回は1週間挑戦。
年齢 | 31歳 | 41歳 | 33歳 | 45歳 | 22歳 |
検証後 | -3.5㎏ | -4.1㎏ | -2.3㎏ | -2.1㎏ | -2.1㎏ |
全員が体重が減っていました。どうしても塩分が高くて味付けが濃いものになるとご飯が進んだり糖質が多くなってしまう傾向があります。しかしそれが減った結果体重減少に繋がったといいます。
スポンサーリンクだしの作り方
だしは簡単にとることができます。だしの主な種類は、いりこ、こんぶ、かつお節、さば節、しいたけなどその調理に合わせてだし汁を抽出していきます。一般的に多く利用されているものが、こんぶとカツオ節のだしかとおもいます。
だしの作り方は簡単です。こんぶとかつおだしの作り方は、
- こんぶを水に浸して(0~30分)、弱火で沸々と煮ていきます。
- ポイントは沸騰させないこと。沸騰する前に昆布は取り出しましょう。
- 昆布を取り出したら一度火を止めて、中火にかけて2掴み程度の鰹節をいれます。
- 鰹節は煮すぎるとえぐみがでてきますので、20秒程度煮たら
- ザルにキッチンペーパーを敷いたところに、だしをこしていき出来上がり。
こちらの記事では乾物生産量の多い土地でどのようにだし汁を作られているか、その調理法を紹介しています。☟☟いりこ、あご、干しシイタケのだしの取り方を紹介しています。
だし汁の作り方!家庭で簡単に作れる方法4選!いりこ、あご、さば節、干しシイタケ!
また一流料亭『菊乃井』でのだしの取り方はこちらの記事で紹介しています。☟☟
京都老舗料亭『菊乃井』のだしの取り方とは?たけしの家庭の医学で紹介!
まとめ
いかがでしたか。だしは美味しいだけでなく、味覚を改善したり食べすぎを防止したり体に嬉しいことだらけ。乾物自体はお手頃価格ではありませんが、最近ではパックで簡単に作れるだしも販売されています。毎日の食卓にだしを取り入れられてみてはいかかでしょうか。
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