アカモク(乾燥)の戻し方や生の食べ方は?ダイエット効果が凄い!

【公開日】2018年03月22日,【更新日】2018年07月30日

まだ一般的にはなっていませんが、今大注目されている海藻こそ『アカモク』です。誰でも楽して痩せたいと思いますよね。運動は面倒くさいからできれば食事だけで痩せたいと思う方も多いと思います。

このアカモクは食べるだけでダイエット効果が得られるということで現在話題を呼んでいます。この記事ではそのアカモクの効能や食べ方(乾燥・生)をご紹介していきます。

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アカモクとは?

アカモクは海藻の一種で、秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」と呼び名が異なります。今その健康効果に注目が集まっています。

収穫した赤褐色の生の段階で強い粘りを持つことが特徴。10月~3月の冬から春の時期から成長する海藻で、これまではあまり食べる習慣がなく漁船の邪魔者扱いされていました。しかし、その凄い栄養価や効能から注目を集め現在では収穫されるように。

主要な栄養成分はフコイダン、フコキサンチン、食物繊維やミネラルが挙げられます。

フコイダン:メカブの2倍

カリウム:もずくの23倍

カルシウム、マグネシウム:もずくの4倍

アカモクの効能・健康効果

内臓脂肪を燃焼!

アカモクに含まれるフコキサンチンはアカモクの色素の成分で内臓脂肪をエネルギーに変えて燃焼させる効果が期待できます。

ロシア自然科学アカデミー免疫病研究所の試験では体重90㎏以上の女性55人にアカモクの成分を16週間摂取させたところ、体重が平均マイナス7㎏。内臓脂肪が平均マイナス11%という研究データも出ています。

ダイエット効果

暴飲暴食を防ぐ

フコイダンがお腹の中に入っていって腸までいきます。(そのまま壊れずに運ばれます)。腸に入ると段々水分を吸収して大きくなります。そのまま腸をゆっくり移動していきます。そうすることで暴飲暴食を防ぐことができます。なんとなくお腹いっぱいな感覚を与える為です。

フコイダンが腸の中を大掃除

腸内をぐるぐるぐるぐると下に進んでいくときに、コレステロールや腸内の余分なものを外に排出する働きがあります。体に悪いものや良くないものをそのままくっつけて外に出してくれるというのです。

腸内細菌のエサになってくれるのもフコイダンです。その為善玉菌が好んで食べてくれる為、腸内環境を整えることができます。

免疫力アップ

免疫機能の約70%が腸内に存在します。その為腸の調子をよくするもずくは免疫の低下を抑制する効果が期待できます。

癌の治療効果

まだ研究しなければいけない部分も多いようですが、癌細胞にフコイダンを接触させると(がん)細胞自体が自滅するという研究結果が出ていると言います。

がん細胞はなかなか自滅しないけれども、癌細胞を移植したマウスにフコイダンを混ぜた餌を与え調査したところ、マウスの生存日数が二倍になったという結果が出ています(鳥取大学の研究)。

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アカモクの食べ方

アカモクは少しクセがありますが粘りが強くしかしキレはあります。繊維自体は細く噛んでいくと塩っ辛い味がでてきます。その為、濃い味付けをしなくても食べることができます。

乾燥

乾燥アカモクの戻し方
  1. 水に10~20分ほどつけて戻します。
  2. 浸水時間が長いと柔らかくなります。歯ごたえもある食品ですので、お好みで水から上げましょう。
  3. その後に数秒から数十秒湯がきます。※アカモクは、お湯に入れると茶色から緑色に変化します。

戻した後は食べやすい大きさに切って少量の味付けをして食べられるか、(元々マグネシウムやカリウムを多く含む為自然の塩味を感じられます)お好みの調理法で。

生アカモクの下処理
  1. 水道水で3回ほど洗います
  2. 手でしごいて軸を除きます
  3. しごいた葉の部分を水道水で3回ほど洗います
  4. たっぷりのお湯で数秒から数十秒ゆがきます
  5. 水道水で冷やします
  6. 水切りして保存。保存容器に入れて約2~3日間のうちにたべる場合は冷蔵。それ以上かかる場合は冷凍へ。

参考URL:京都府

まとめ

いかがでしたか。今まで食べたことのない食材だとまずどうやって食べればいいかわからないものです。わかめなどの海藻は水に戻すだけでよいですがアカモクは湯がきます。ちょっとしたひと手間がかかってきますが、栄養価を考えると他の海藻よりも非常に優れているので毎日の食卓に取り入れていいきたいですね。

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