にんにくのアリシンの効果とは?生・加熱で栄養価の違いはあるの?

【公開日】2019年09月17日,【更新日】2019年09月17日

2019/9/17に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『林修の今でしょ!講座』では健康長寿に学ぶ薬味SPと題してあらゆる薬味の健康効果を紹介されていました。その中で体を老けさせない5大薬味をランクづけされていました。その3位にランクインしたものがにんにくでした。にんにくに含まれるアリシンの効果、そして調理法による栄養の違いとは?

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にんにくのアリシンの効果とは?血管を強化してくれる?

にんにくは血管を老けさせない血管強化薬味になってくれると考えられています。にんにくといえばニオイが気になる食べ物でもあります。しかしこのニオイが血管を強化するために大事な役割を担っています。

ニンニクを使う料理は焼肉、ラーメンなど塩分を多く含む料理に使っているイメージも強いですが、塩分が多い料理にニンニクを加えれば血管を老けさせないパワーがあると考えられています。

そのパワーというのがニオイ成分であるアリシンです。この成分は血管を広げたり血液の汚れを取り除く働きがあります。また、血圧の低下や動脈硬化予防に効果があると考えられています。その為、にんにくは食べる降圧剤とも呼ばれています。

にんにくの匂いが気になる!という方はこんな方法でにんにくの匂いを抑えることが出来ます☟☟その方法は下記記事で紹介しています。

にんにくの匂い消し!手についたニオイは?口臭はリンゴジュース?

ニンニクのアリシンを効果的に摂取する方法

にんにくのアリシンを効果的に摂取するためには『細かくする』ことが大切です。

ニンニクに含まれるアリシンはにんにくの細胞を壊さないと増加しない成分です。その為、スーパーに売られている皮に覆われたにんにくはにんにくの臭いニオイがしませんよね。包丁でカットした際にそのニオイが出てくるのは細胞が壊されアリシンが発生するためです。

なぜこうように臭いニオイを放つようになったかというと、虫がニンニクをかじった時にアリシンが出て、虫が逃げる為、身を守るためにこの成分を発していると考えられているようです。

にんにくの摂取目安

アリシンを効果的に摂取したい場合は、「1日1粒の半分程度を摂取することで血管を老けさせないパワーを十分に摂取することができる」と食品医学研究所所長の平柳要先生が解説されていました。

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にんにくは生・加熱で摂取するので栄養価が違う?

にんにくといえば、ステーキやペペロンチーノなど加熱して食べる調理が多いイメージですが、カツオのたたきや焼肉などは醤油におろしにんにくをいれて食べたり生で食べることもありますよね。

血管を老けさせないためには、『生』でにんにくを摂取するようにしましょう。

にんにくのホイール焼きなど加熱すると成分が変わり血管を老けさせない成分であるアリシンが減少してしまいます。

【血管を老けさせないニンニクの食べ合わせ】

にんにく×トマト

ニンニクを細かく刻み、1口サイズにしたトマトと混ぜ、オリーブオイルと塩で味付けをすればトマトのにんにくドレッシング和えの完成です。

トマトのリコピンは血管の酸化を防ぐ効果が期待できます。にんにくのアリシンの血管を広げるパワーと合わさりWパワーに!

まとめ&感想

いかがでしたか。にんにくのアリシンの効果である血管を老けさせない効果をより効率的に摂取したい場合は、細かく切るまたはすりおろして生で食べるようにしましょう。またトマトと一緒に食べることでより血管を強くしてくれるといいます。普段の食事ににんにくを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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