ケトジェニックダイエットとは?メニューや食品一覧を紹介!やり方も?

【公開日】2019年04月19日,【更新日】2019年04月19日

ケトジェニックダイエットといえばアメリカで大流行しているダイエット法でケトダイエットとも呼ばれています。『食べるダイエット』ということもあり極端な食事制限がないことでも人気を誇ります。そんなケトジェニックダイエットのやり方がわからない、食べていい食品や避けたい食品を知りたいという方もいらっしゃるかと思い、ケトジェニックダイエットの食品一覧とメニューを紹介していきたいと思います。

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ケトジェニックダイエットとは?

ケトジェニックダイエットは糖質を制限した食事法で、お肉はたくさん食べられる!と誤解されている方も多くいらっしゃいますが、このダイエット法は、原則として、炭水化物が非常に少なく、脂肪が多く、タンパク質が中程度で摂取していく食事法です。その為お肉がたくさん食べられるダイエット法だと思って試してみようと思ったのであればこのダイエット法は向いていないといえます。下記記事でも紹介していますが、タンパク質の摂りすぎは痩せない原因となりますので注意が必要です☟☟

ケトジェニックダイエットで痩せない5つの理由とは?対策できる?

ケトジェニックダイエットのメカニズム

ケトジェニックダイエットにおける「ケト」は、体が「ケトン」と呼ばれる小さな燃料分子を生成することから来ています。これは、血糖(グルコース)が不足しているときに使われる体の代替燃料源です。

ケトンは、ごくわずかな炭水化物(すぐに血糖に分解されます)とほんのわずかな量のタンパク質を食べると生成されるといわれています。

肝臓は脂肪からケトンを生成します。これらのケトンは体全体、特に脳のための燃料源として機能します。体がケトンを生成すると、ケトーシス体質と呼ばれる代謝状態に入ります。

つまり、食事を変更することによって(通常の食事からケトジェニック方式に)ケトンを生成し、体をケトーシス体質の状態にしていくことで、通常はエネルギーとして燃焼する炭水化物の代わりに、脂肪を燃やすよう切り替えるというもの

ケトジェニックダイエットのやり方

一般的にケトジェニックダイエットは、1日20グラム未満の炭水化物中程度のタンパク質、そして脂質を摂取していきます。たんぱく質の摂取量が中程度のままであれば、このレベルはほとんどの人にとってケトン体になるでしょう。余分なタンパク質はインスリンを上昇させ、ケトーシス体質を軽減する可能性がありますので注意が必要です。

ケトジェニックダイエットにもレベルによって様々な種類のものが存在しますがこれが一般的な方法のようです。

健康トレーニング専門家のNare Davoodi, RDさんは「1日の総カロリーのうちの炭水化物を5%、タンパク質を20~30%、脂質を70~80%にしていくこと。また脂質をたくさんとっていく食事法なので脂肪を分解するためにたくさんの水を飲むことが大切です」と話しています。

ケトジェニックダイエットの食品一覧

食品

適している食品

HealthlineでJillian Kubala, MS, RD さんがケトジェニックダイエットに適した食品リストを紹介されています。

:牧草地の有機全卵が最適です。
家禽:鶏肉と七面鳥。
:サーモン、ニシン、サバ。
:牛肉、鹿肉、豚肉、内臓肉、バイソン。
全脂肪乳製品:ヨーグルト、バター、クリーム。
全脂肪チーズ:チェダーチーズ、モッツァレラチーズ、ブリーチーズ、ヤギチーズ、クリームチーズ。
ナッツと種子:マカダミアナッツ、アーモンド、クルミ、カボチャの種、ピーナッツと亜麻仁。
ナッツバター:天然のピーナッツ、アーモンドとカシューナッツのバター。
健康的な脂:ココナッツオイル、オリーブオイル、アボカドオイル、ココナッツバター、ゴマ油。
アボカド:アボカドほぼすべての食事やおやつに追加できます。
でんぷん質のない野菜:青菜、ブロッコリー、トマト、きのこ、ピーマン
調味料:塩、コショウ、酢、レモン汁、フレッシュハーブとスパイス。

適していない食品

パンと焼き菓子:白パン、全粒小麦パン、クラッカー、クッキー、ドーナツとロールパン。
お菓子や甘い食べ物:砂糖、アイスクリーム、キャンディー、メープルシロップ、アガベシロップ、ココナッツシュガー。
甘味飲料:ソーダ、ジュース、甘味茶、スポーツドリンク。
パスタ:スパゲッティと麺。
穀物と穀物製品:小麦、米、オート麦、朝食用シリアル、トルティーヤ。
でんぷん質野菜:じゃがいも、さつまいも、バタースカッシュ、コーン、エンドウ豆、かぼちゃ。
豆と豆類:黒豆、ひよこ豆、レンズ豆、インゲン豆。
フルーツ:柑橘類、ブドウ、バナナ、パイナップル。
高炭水化物ソース:バーベキューソース、甘いサラダドレッシング、ディッピングソース。
特定のアルコール飲料:ビールと砂糖の混合ドリンク。

不健康な脂肪:マーガリン、ショートニング、キャノーラやコーン油などの植物油。
加工食品:ファーストフード、包装食品、ホットドッグやランチミートなどの加工肉。
ダイエット食品:人工着色料、保存料、糖アルコールやアスパルテームなどの甘味料を含む食品。

ケトジェニックダイエットにとても適している食品は魚介類であると一般的に考えられています。鮭や他の魚はビタミンB、カリウム、セレンを豊富に含みますが、100gあたり0.1gと実質的には炭水化物を含まない他、EPAやDHAなどの良質な脂がとれることでも注目されています。

この食品リストをみても毎日確認しながら食事するのは面倒くさいですよね。ケトジェニックの基本となるのが低糖質です。基本的に適していないといわれている食品は糖質の含有量が多いものがあてはまります。1日の糖質コントロールができるアプリがあるのをご存知ですか。『糖質カウンター』というアプリは1日に摂取した糖質量が確認できたり、食品の糖質量が確認できますので、こういったものに頼って糖質を調整していくのも良いかと思います。

飲み物

基本的に飲み物に関しては糖質を含まないものを選びましょう。日本人として生まれてよかったと思う点は、どこにいっても糖質ゼロの飲み物があることです。海外に行くと砂糖の入った緑茶や紅茶ばかりで糖質が入っていない飲み物を探す方が大変です。

適している飲み物

:水は水分補給のための最良の選択であり、一日を通して消費されるべきです。
スパークリングウォーター(無糖):スパークリングウォーターは、糖質を含むソーダの代替品になります。
無糖コーヒー:砂糖はいれないこと。
無糖緑茶:緑茶は美味しく、多くの健康上の利点をもたらします。

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ケトジェニックダイエットのメニュー

ケトジェニックダイエットのメニューなのですが、調べたところ、朝食・昼食・夕食に特徴がありましたので、その内容を紹介していきます。

例えば、卵を使った朝食を食べる場合、フリッタータとキッシュ、豚肉、ケール、卵のハッシュ、アボカドの焼き卵、ほうれん草のソテー、マッシュルーム、サンドライトマトなど卵と一緒に良質の脂がとれるアボカドや糖質の少ない野菜を使って朝食を作っていきます。朝食が作れない場合はコーヒーだけでも良いという意見もありました。

昼食の場合は、お肉または魚とサラダ。サラダにはオリーブオイルなどの脂をつかったドレッシングで味付けをし、ナッツなどもトッピングします。ツナサラダやエッグサラダなども良し。つまり昼食は生野菜メイン+タンパク質(魚やお肉)といったメニューが多く、サラダメインのようです。サラダにいれる生野菜はでんぷん質の少ない野菜を選ぶのもポイントです。

夕食の場合は、タンパク質と低炭水化物+野菜で夕食を食べていきます。日本人であればごはんを少なめにしたり、朝食、昼食で炭水化物を摂りすぎてしまっていたら炭水化物を抜いたり夜ご飯で調整していきましょう。ハンバーグや鶏肉の料理などメインディッシュを主に食べていく感じになります。

毎日お水はたくさん飲むこともポイントです。

まとめ

いかがでしたか。長くなってしまいましたがケトジェニックダイエットをしようと思っている方の少しでも役に立てていたら嬉しいです。あらゆるダイエット法や食事法は相性もありますので健康被害を感じたらすぐに中断するようにしましょう。

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