あんこは太らない?太る?他のスイーツより太りにくいとテレビで明かす

【公開日】2019年02月19日,【更新日】2019年02月19日

2019/2/19に放送されたテレビ朝日系情報番組『林修の今でしょ!講座』であんこが他のスイーツに比べて太りにくいことを明かされています。あんこといえば和菓子の定番。砂糖も多く入っているイメージですが、太りにくいデザートとしてダイエットの味方になりそうです。

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あんこは太らない?

番組内であんこが太らない理由は「『あんこの砂糖』は他スイーツの砂糖より吸収されにくい」ことを挙げられています。その研究データが、

エサに砂糖水を加えたものと、エサに砂糖水+あずきポリフェノールを加えたものをマウスに食べさせたところ、血糖値に変化がありました。砂糖水のみのマウスは血糖値の上昇は30分後に。また、その値は約210mg/dℓ。それに比べてポリフェノールも加えた砂糖水を食べたマウスの血糖値の上昇は緩やかで最高値は60分後に表れています(北海道中央農業試験場と帯広畜産大学の共同研究)

つまり糖分が非常に吸収されにくくなっていることを示しています。番組では、砂糖が吸収される仕組みも説明されています。

砂糖は腸内でα-グルコシダーゼという酵素がブドウ糖に分解されて吸収されます。ところがポロフェノールはこのα-グルコシダーゼの働きを阻害します。

砂糖の吸収を抑える効果が期待できると話されていました。つまり血糖値以外にも砂糖の吸収を抑える要素の1つが、小豆に含まれる『ポリフェノール』の成分が砂糖の吸収を抑えることに貢献していることになります。

注:食べすぎには注意が必要です。

あんこは健康にも良い?

洋菓子の主な成分はケーキのスポンジなどの炭水化物や生クリームのような乳製品+砂糖が多ですね。それに比べてあんこは小豆と砂糖からできています。つまり、小豆の栄養効果が期待できます。

小豆には多くの鉄分とポリフェノールが含まれているため、貧血、肌荒れ、そして血管を綺麗にしてくれる効果も期待できるでしょう。

ダイエット中や糖分を控えたいけど甘いものが食べたいという時には昔ながらの日本のお菓子である『和菓子(あんこ系)』を食べて健康的に甘党欲を満たしていくのもいいかもしれませんね。

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まとめ

あんこは血糖値の上昇を緩やかにし、最高値も下げる効果が期待でき、さらには砂糖の吸収を抑える効果が期待できるという内容でした。糖分=太るという概念が覆された気がします。和菓子が苦手な方も最近は多いですが、フルーツにあんこをトッピングして食べるというのも良いでしょう。柑橘系が入ることであんこの甘味を抑えてくれる効果が期待できますね。

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