2019/2/26に放送されたTBS系情報番組『THE名医太鼓判』でお尻を鍛える方法をいくつか紹介されていました。
同番組でかとうれいこさんが冷え性改善法としてお尻の凝りを改善法を体験されていました。この記事ではその方法を紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク冷え性の原因とは?
日本で初めて冷え性外来をはじめたという北里大学東洋医学総合研究所。その客員教授である伊藤剛先生によると、『軽くお尻を押す→痛みは凝っている証拠』だといいます。
かとうれいこさんのお尻を先生が押すと痛いといってかなり凝りがたまっている様子でした。
なぜお尻が凝ると冷え性に繋がるのか。それは特に中の筋肉(梨状筋)が凝ると坐骨神経を圧迫します。ここが圧迫されると脚の血管を締めてしまうというのです。それが冷えの原因となるといいます。
この梨状筋は足を開いたときに股関節を固定する筋肉でお尻の中で最も凝りやすい筋肉だといいます。坐骨神経とは、体で最も太く長い神経で脚に向かって走っているようです。
つまり梨状筋という筋肉が凝ることによって神経が圧迫されて脚の血流が悪くなり足先の冷えの原因となるということになります。
お尻の凝り簡単確認法
- 座りながら、片足を膝(くるぶし)にのせます。
- 肘をひざの上にのせ押し下げます。
- 弥勒菩薩ポーズといい、まさに弥勒菩薩のようなかっこをします。
この時、膝が浮いている状態でなかなか沈まない場合は、お尻が凝っている可能性があります。
膝が問題なく沈む場合は凝っていないようです。
冷え性改善のお尻の凝り改善方法とは?
使用するものは『ソフトボール』。
- 上向きに寝っ転がった状態で片尻の下にソフトボールを置きます。
- この時の位置は梨状筋の真上に置くようにしましょう。
- 体重をかけ、左右約1分ずつほぐしていきます。
伊藤先生によると、『凝るというのは、筋肉が固まっている状態。手っ取り早く解決する方法は力づくで引き離すこと。そして元に戻って収縮する。』と話されていました。
筋肉は重なり合った筋繊維が動くことで伸びたり縮んだりします。筋肉が凝ると、この筋繊維が固まって動かなくなるようです。そこにソフトボールを押し当てることで物理的に引き離し凝りを改善していくといいます。
凝っている人は痛みを感じるようです。
※体調に十分考慮し痛みがある場合は医師に相談の上行いましょう。
かとうれいこさん体験後
1日1回左右1分ずつを1週間試したかとうれいこさん。
サーモグラフィーで改善前と改善後を比較すると以前は青かった足先がオレンジと赤色に変化していました。
スポンサーリンクまとめ
いかがでしたか。冷え性の原因のひとつがお尻にあるとはなかなか思えませんよね。今回番組で紹介された内容をみてみると、手の冷えではなく、足の冷えへの効果が期待できる改善法のようです。特に冬場の足の冷えは睡眠にも影響するのでできれば早く改善したいものです。冷え性に悩んでいる方は是非試されてはいかがでしょうか。
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