サウナでダイエットは種類で効果が変わる!痩せる入り方と時間とは?

【公開日】2017年06月23日,【更新日】2018年07月31日

銭湯や大浴場に行くと必ずついているものがサウナ。そんなサウナですが入り方やサウナの種類によって効果は異なってきます。

サウナを使って減量をしたい!体質改善をしたい!という方の為にダイエットに効果的なサウナ攻略法をこの記事ではご紹介していきます。

スポンサーリンク

サウナの種類

ドライサウナ

湿度が10%のサウナで高温サウナとも呼ばれています。温度は80~100度に設定されています。

日本の銭湯によくある遠赤外線サウナはこのドライサウナ(乾式サウナ)が一般的です。

疲労回復・デトックス・ダイエット効果が期待できるサウナです。

塩サウナ

塩を体に塗って入るタイプのサウナで、40~50℃という低温の乾式サウナが一般的ですが、湿式サウナのものも存在します。

塩を体全体に塗ってマッサージをしていくサウナの為、毛穴に詰まった角質を除去したり皮膚の消毒をする働きがある為主に美肌に効果的です。

ミストサウナ

湿式サウナの1つで、室内は温水を霧状にしたミストが噴霧しています。温度は低温で40~50度で設定されています。

低温の為、肌や体への負担が少なく、リラクゼーション効果を与え、睡眠を改善する効果あると言われています。

サウナのダイエット効果

サウナに入ることで減量を即座に助けてくれるわけではありません。サウナに入って体重を図ると1キロ減量している!と喜ぶのも束の間。次の日には体重が戻っているということも多々あるのではないでしょうか。

サウナでの減量効果は汗をたくさんかき、体内の水分量が減った為に減量されてます。その為脂肪自体が落ちているわけではありません。

では、サウナはダイエットに効果がない?といったらそうではありません。サウナは発汗を促すことで体内に溜まった老廃物や疲れの元となる乳酸を排出する働きを持っています。

ダイエットの天敵のむくみは水分過多や老廃物が下半身にたまって引き起こされます。サウナ+水風呂で発汗することにより血管を強くし血流を良くしていきます。

すると体中の血流が良くなるため、基礎代謝が向上され、痩せやすい体を作ることができる点からダイエットにも効果的と言われています。

※基礎代謝があがれば摂取カロリー量も上がる為、今までと同じ量の食べ物を食べていても太りにくくなる計算になります。

スポンサーリンク

サウナの効果的な入り方と時間

繰り返し浴!ダイエットにそこそこ効果あり!

90~100℃のサウナに10~15分ほど入り、しっかりと汗を流す入浴法です。15分たったら、一度外気にふれてクールダウンします。それを4~5回繰り返していきます。

露天風呂がある浴場では外の空気に当たるり、汗が引くまで体を冷やします。

この入浴法は水風呂などは入らずよく汗を流すことでデトックス効果が期待できる入浴法です。

高温短時間浴

90~100℃の熱いサウナに短時間入るといったとてもシンプルな入浴法です。サウナが苦手の方でも試せる内容かと思います。

肩こりや腰痛などの疲労の改善や免疫力向上に効果のある入浴法です。

高冷交代浴!ダイエットにお勧め

90~100℃のサウナに8~10分ほど入った後、冷水シャワーや水風呂に入る入浴法です。交互に行い4~5回繰り返します。

血流が安静時の2倍近くになるため、酵素の摂取量が増え、疲れの原因となる乳酸が排出される効果が得られる為疲労回復に働きかけてくれます

又、血流が良くなることにより自律神経の活発化、むくみ改善、デトックス効果、生理機能を高める効果が期待できます。

基本的なサウナの入り方

下記内容を始めは2~3回繰り返し行います。慣れてきてあまり汗をかかないという人は4~5回行いましょう。

  • 体を洗う→ここで角質につまった汚れなどがあると効率よく汗が流れず効果が薄れます。
  • サウナ  8~12分→体を洗った後体についた水をふき取って入ると汗が出やすくなります。
  • 冷たいお水でシャワーを浴びます。足元から上半身へ流していくようにしましょう。
  • 水風呂  1~2分→入りすぎに注意しましょう。
  • 休憩   8~12分→外気でクールダウンしていきます。

※皮下脂肪が多い方は体を洗った後一度湯船に浸かってからサウナに入ることで発汗しやすくなり効果的です。

※補足ですが、個人的に濡れたタオルをサウナに入っている際に顔にあてておくと息がしやすく長い間サウナにいることができますよ。

水風呂のメリットとリスク

サウナ→水風呂を繰り返すとめまいや動悸がして体調不良になる方もいらっしゃいます。

その理由は循環器系に負担をかけるためです。心臓疾患のある方は特に注意が必要です。

体を温かくし冷たくしてくことを繰り返すことで全身の血流が改善されます。血流が改善されると代謝もあがりむくみ改善や痩せ体質を手に入れることができます。

水風呂による体調不良を起こしやすい方は心臓疾患や不整脈のある方ですので、そういった方は水風呂ではなく冷たいシャワーで冷やすようにしましょう。

疾患がない方でもいきなりドボンと全身つかることは危険です。初めに冷たいシャワーを浴びて、足から徐々にならしながら水風呂に全身浸かるようにしましょう。

もう一つの注意点は浸かる時間です。長時間浸かることはめまいの原因となりますので、1~2分を目安に行いましょう。

※少しでも体調不良を感じた場合はサウナ→水風呂は直ちにやめましょう。

サウナの注意点

  • 満腹時には入らない。食後1~2時間後を目安に入りましょう。

食後は血液が胃腸等の消化器官に集中します。サウナに入ることにより血流が良くなりすぎてしまい、血液が分散されることから、消化に必要な血液が回らなくなり体調不良を引き起こす原因となります。

  • 飲酒後は入らない。

サウナに入ると平常時より血流が2倍になる為、飲酒後の入浴は非常に危険です。心臓への負担もかかりますので、絶対に飲酒後は控えましょう。

  • 入る前に水分を摂る

サウナ内では大量に汗を流しますので、発汗分の水分を補充することが大切です。脱水症状に陥らない為にも必ずお水はこまめに飲むようにしましょう。

  • 体を洗ってから入りましょう。

サウナに入って汗をたくさん流す為には毛穴を綺麗にしとく必要があります。老廃物が溜まった毛穴ではせっかくの汗も効率よく流れませんので、入浴前に体を綺麗にした状態にしておきましょう。これは体臭を抑える効果もあります。

まとめ

いかがでしたか?サウナはサウナでも施設によって種類は異なるものです。大型のサウナ施設では温度も様々。サウナでダイエットをされるのであれば、90~100度のドライサウナと水風呂を繰り返し入浴する方法が効果的です。高温ほど痩せていると感じがちですがそうではありませんので正しいサウナの入り方を知り、血流をよくして健康的に痩せていきましょう。

スポンサーリンク

関連記事