抗酸化作用!野菜で多く含まれるのはどれ?効果的な食べ方とは?

【公開日】2017年01月06日,【更新日】2020年09月18日

抗酸化作用と聞くとアンチエイジングに効果的と気づける方は私と同じ健康オタクだと思います。日ごろの食事から綺麗になれるよう努力を惜しまない人たちです。

しかし健康になろうとも知識がないと前に進めません。そこで、抗酸化物質を多く含む野菜とはどの野菜なのか調べてみましたので紹介していきます。参考になれば嬉しいです。

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抗酸化物質を多く含む野菜とは

ショウガ


ショウガは体を温まる食材として有名ですよね。他にも消化促進効果、殺菌作用、アンチエイジング(老化防止)に効果があると言われています。ショウガが持つ抗酸化物質の成分は ポリフェノール:ジンゲロン、ジンゲロール、ショウガオールです。

特にショウガオールとジンゲロンには抗酸化作用が期待できると考えられています。

しかし、ショウガは調理法で摂取できる栄養が異なるのはご存じですか。抗酸化作用のある栄養を摂取したいという場合には加熱調理に使うのがおすすめです。

生姜の調理法により得られる効果が異なるという内容は下記記事で詳しく説明しています。↓

ニンニク

ニンニクはスタミナをつける食材として有名ですよね。他にも殺菌作用、免疫力の改善、風邪予防に効果があると言われています。ジアリルスフィドとアリキシンという強い抗酸化作用をもつ成分が含まれているといわれているほか、あの強烈なにおいの元であるアリシンは血管を老けさせない血管強化の効能が期待できる考えられていますので、普段の食事に取り入れたい食材です。

【効果的な食べ方】

にんにくは生で食べても、加熱しても効果は変わりません!好きなように調理するといいでしょう。私は怠け者なので料理もなるべく簡単を心掛けてますが、すりおろしたニンニクをスープに入れたりしています。

他にお勧めなのが、中性脂肪を下げると言われているニンニクのオリーブオイル漬け。これを作っておけばどんな料理にも使えますので、是非試してみてください。

ニンニクのアリシンの効能に関しては下記記事で詳しく紹介しています。実はあの匂いが体にいいってご存じでしたか?↓

かぼちゃ

かぼちゃは栄養の王様を呼ばれる程、栄養価が高い食材です。冬至にかぼちゃを食べる理由も風邪予防だったり、長生きする為の免疫をつけるという意味からです。そんなかぼちゃは、美肌効果、貧血予防、免疫力の改善が期待できる食材です。かぼちゃが持つ抗酸化物質の成分は、β-カロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンEなどです。

【効果的な食べ方】

油を使った調理をすることでβ-カロテン、ビタミンEを吸収しやすくします。なので油を使った調理もかぼちゃはOKなんんです!!!もちろん油の使いすぎはよくありません。私はたまにオリーブオイルかグレープシードオイルを使った炒め料理を作ってます。また、皮ごと食べることを心掛けてください。皮には果実よりもβ-カロテンを多く含んでいます。

健康を意識しすぎて油料理を生活の中から100%排除することは難しいです。そんな時は健康的なオリーブオイルやココナッツオイルなど活性酸化が少ない油を使用すると良いでしょう。

にんじん

にんじんといえばカロテンを多く含むということで有名ですよね。緑黄色野菜の中でも免疫力を高め、発がん予防の効果があるとして人気の素材です。他にも視力回復、美肌効果、風邪予防などの効果があります。にんじんが持つ抗酸化物質の成分は、β-カロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維です。

【効果的な食べ方】

にんじんは皮に近い程栄養素を多く含んでおります。気にならない方は皮ごと食べることをお勧めします。気になってしまう方はなるべく薄く皮を剥くようにしましょう。又、にんじんもかぼちゃと同様油での調理がOKな食材です。

または皮を使って出汁をとったスープなどにしても美味しくいただけます。皮できんぴらを作っても美味しいですよ。

パセリ

パセリは野菜ダントツの鉄分量があるとして有名ですよね。トッピングとして使われることが多いですが、発がん予防、高血圧予防、糖尿病予防、アンチエイジング(老化防止)と、こんなにも体にいい食材なのでできれば飾りとしてではなく食事に取り入れたいもの。パセリの持つ抗酸化物質の成分は、ポリフェノール:アピゲニン、など カロテノイド:βカロテン、ゼアキサンチン、ルテインなどです。

【効果的な食べ方】

パセリは熱に弱い素材なので、生で食べるのが一番です。生なので、ちぎってまぶして食べればどんな料理にも使えます。パセリはふりかけのような感覚で使われる方が多いのではないでしょうか。しかし、中東地方ではパセリをメインに使ったサラダ料理があるんです。それがタッブーレ。ヘルシーなサラダなので是非試してみてください。

タッブーレはおし麦、キヌア、クスクスなどを入れて食べるレシピもあるので、お近くのスーパーで手にはいりそうな食材のレシピをレシピサイトで探してみてください。『タッブーレ』と検索するといくつかレシピがでてきます。

まとめ

コンビニ弁当、外食、ファストフードと食の便利化が進むにつれて、野菜を食べる機会が少なくなりました。自ら体に良い野菜を選択し、それを口に運ぶこと。それが現代の成人病とさよならできる機会になると思います。参考までに。

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