もずくのフコイダンの効能が凄い!癌の治療?効果的な食べ方とは?

【公開日】2018年03月22日,【更新日】2018年03月22日

海藻の中でも単品で食べやすいものといえばメカブやモズクなのではないでしょうか。調理する必要もなく、スーパーなどで既に酢につけてあるものが販売されている為、日々の食生活に取り入れやすい1品でもあります。

その当たり前のように食べているもずくには健康長寿の秘訣となる嬉しい効能があることをテレビ朝日系テレビ情報番組『林修の今でしょ!講座』で紹介されていました。

この記事ではもずくの驚くべき効能や効果的な食べ方をご紹介していきます。

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海藻は世界でも注目されるスーパーフード

海藻食国はフランス,アイルランド, アメリカ,カナダ,チリなど世界に渡りますが,摂取量は日本,韓国,台湾,フィ リピンなどのアジア諸国が圧倒的に多いと言われています。

歴史的背景や地理的背景、加工技術なども含めて日本は世界一の海藻利用国と言われているようです。

しかし近年消費者の健康志向の高まりにつ れ、海藻は健康長寿につながる食べ物として海外からも注目を集めています。海藻が海外でも出回りその凄い健康効果から『スーパーフード』と呼ばれています。

食べ方は日本の調理法をそのまま真似したおにぎりの海苔、昆布茶、海苔のお菓子、海藻サラダ、お寿司の海苔などヨーロッパの地域でも日本の食文化を取り入れられています。

もずくの効果・効能、フコイダン!?

もずくの特徴

沖縄県うるま市が日本のもずくを90%以上生産しています。

もずくにはいろいろな成分が入っていますが特にネバネバの成分が大事な栄養素になります。

このネバネバの成分を『フコイダン』といいます。これは海藻だけにしか入っていない水溶性食物繊維で海藻の中でももずくがより多くこのフコイダンを含みます。

100g中わかめは0.6g、昆布は0.8g、メカブは1.0g、もずくは2.3g含みます。

もずくの収穫方法は特殊でモズク畑からホースでもずくを吸い取り船に運んでいます。掃除機のような形で吸っていきます。

低カロリー、ダイエット効果

【1】エネルギー摂取の抑制

北海道大学大学院水産科学研究院教授の宮下和夫先生によると(海藻を15年以上研究)、『昔はエネルギーをたくさんとらないと病気になりやすかった。しかし、現在はたくさん食べられる環境にある為、あえて消化しづらいものをとることでエネルギーのとり過ぎを防ぐことができる』といいます。

【2】暴飲暴食を防ぐ

フコイダンがお腹の中に入っていって腸までいきます。(そのまま壊れずに運ばれます)。腸に入ると段々水分を吸収して大きくなります。そのまま腸をゆっくり移動していきます。そうすることで暴飲暴食を防ぐことができます。なんとなくお腹いっぱいな感覚を与える為です。

フコイダンが腸の中を大掃除

腸内をぐるぐるぐるぐると下に進んでいくときに、コレステロールや腸内の余分なものを外に排出する働きがあります。体に悪いものや良くないものをそのままくっつけて外に出してくれるというのです。

腸内細菌のエサになってくれるのもフコイダンです。その為善玉菌が好んで食べてくれる為、腸内環境を整えることができます。

免疫力アップ

免疫機能の約70%が腸内に存在します。その為腸の調子をよくするもずくは免疫の低下を抑制する効果が期待できます。

癌の治療効果

まだ研究しなければいけない部分も多いようですが、癌細胞にフコイダンを接触させると(がん)細胞自体が自滅するという研究結果が出ていると言います。

がん細胞はなかなか自滅しないけれども、癌細胞を移植したマウスにフコイダンを混ぜた餌を与え調査したところ、マウスの生存日数が二倍になったという結果が出ています(鳥取大学の研究)。

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もずくの効果的な食べ方

もずくといえばもずく酢が定番ですが、フコイダンをより多く摂取する為には他の食べ方がより効果的です。

フコイダン吸収率アップの食べ方とは?

フコイダンは熱を加えても壊れません。頑丈なので何をやっても大丈夫です。

もずくに熱を加えると腸が吸収しやすくなるのでフコイダンの吸収率がアップします。

その為、天ぷら、カステラ、お味噌汁、など熱を加えた調理が効率的で理にかなった調理法と言えます。

まとめ

いかがでしたか。フコイダンが癌細胞を自滅させるというのは驚きですね。まだ研究を進めていかなければならない部分も多いようですが、物凄く嬉しい情報ですね。普段はもずく酢として食べている方も多いと思いますが、少し面倒くさいですがひと手間かけて熱を加えるようにすると更に健康的になれそうですね。

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