2017年12月14日に放送されたテレビ東京系テレビ番組『主治医が見つかる診療所』ではちょい足しするだけで健康的になれる特集を紹介されていました。
同番組では沖縄県産のスーパー調味料の効能や作り方を紹介されていました。
その凄い効能とはどのようなものなのでしょうか。
スポンサーリンクコーレーグースとは?
鹿児島大学山本宗立農学博士がおすすめする食材は『コーレーグース』です。
コーレーグースは島トウガラシを泡盛に漬けた調味料です。沖縄では沖縄そばなどにちょい足しして使われています。
コーレーグースの名前の由来
コーレーグースのコーレーは朝鮮半島の昔の高麗の事。グースはトウガラシを指します。九州では今でもトウガラシのことをコショウというのですが、それが南に行くにしたがってなまっていきまして、コウライゴショウ→コウライゴショ→コウライグシュ→コーレーグースという風になまっていったと考えられています。
島トウガラシと普通のトウガラシの違い
島トウガラシ農家の比嘉克広さんによると、『島トウガラシはキダチトウガラシといって沖縄の在来種です。鷹の爪と香りも味も違います。』と話されていました。
又、カプサイシンの含有量も異なります。島トウガラシは一般的なトウガラシに比べておよそ3倍カプサイシンを含んでいます。
コーレーグースの効能・効果
【1】注目すべき成分は『カプサイシン』。カプサイシンは代謝を上げて痩せやすい体を作る効果が期待できます。
【2】カプサイシンには抗酸化作用があります。⇒シミ、シワ、肌荒れの原因は老化・喫煙・酸化した食べ物などの影響で活性酸素が出来るため。その活性酸素をカプサイシンが除去する働きがあります。⇒美肌効果
尚、コーレーグースに使う島トウガラシは一般的なトウガラシに比べ、小さいのですがカプサイシンの量はおよそ3倍!
【3】カプサイシンは水に溶けにくい性質を持っているが、逆にアルコールに溶けやすい性質を持っている。その為、泡盛で漬けたコーレーグースは非常に理にかなった調味料といえます。
コーレーグース効能・効果のまとめ
- 代謝があがる
- 自然と痩せる(ダイエット)
- 美肌効果
コーレーグースの作り方
<材料>
- 生の島トウガラシ 約15個
- 泡盛 500ml
- 500mlの空ペットボトル
<作り方>
- まず島トウガラシのヘタを取ります。
- ヘタがあると、茶色に濁ってくるので気をつけましょう。
- 500mlのペットボトルに島トウガラシ約15個いれていきます。
- 泡盛をペットボトルに注いでいきます。
- 蓋をして常温で約1ヶ月漬けたら出来上がり。
※辛いのが好きな方は島トウガラシの量を増やしてもOK!
※出来上がり後、キャップに穴をあけると、少量ずつ出せる注ぎ口になります。
目安は焼酎が薄く色ずいたら完成です。
泡盛や島トウガラシが手に入らない場合は?
鹿児島大学山本宗立農学博士によると、生のトウガラシと近くにある蒸留酒で代用可能。蒸留酒はアルコール度数が高い焼酎を選ぶと良いそうです。
コーレーグースの食べ方(ちょい足し方法)
- 沖縄そばにコーレーグースをかける
- ソーキのトマト煮にコーレーグースを入れて、加熱調理することでアルコールを飛ばしてしまえば、子供でも食べられるようです。
- 味噌汁にコーレーグースをかける(七味や柚子胡椒と同じ感覚で使う)
- お刺身のお醤油にかける
- カップヌードルや納豆にかける
- 牛丼の七味替わりに使う
まとめ
いかがでしたか。通常のトウガラシをそのまま食べるより辛みも少なくなっているので、トウガラシが苦手な方でも、自分の辛さに合うコーレーグースを作って食べてみるのもいいと思います。お酒が苦手な方は加熱調理でアルコールを飛ばしてしまいましょう。運転される方はそのまま食べる際に注意が必要そうですね。
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