ストレッチポールは独特のリラクゼーションをもたらし、体を本来あるべき状態に整えてくれることで現在注目を集めるエクササイズ法です。その使い方も様々で目的別にエクササイズ法が異なってきます。
今回は骨盤矯正とダイエットに効果のあるストレッチポールの使い方を調べてこの記事ではまとめてみました。
スポンサーリンクストレッチポールとは
ストレッチポールは、アメリカで使用されていたフォームローラーを元に、株式会社LPNが開発した健康器具です。この特殊のポールを使用しながらストレッチを行っていきます。
身体の歪みを正し良い姿勢を作りだす”作用があり、わずか10分で体のこりを和らげ体を本来の状態に戻していきます。
また、姿勢だけではなく筋肉へも良い影響をあたえてくれるようです。
ストレッチポールにのると、
アウターマッスル(外側の筋肉)がゆるみます。
そこで細かな動きをすることで、身体の奥深くにある
インナーマッスルが刺激され、関節が正しい位置へ戻っていきます。
このエクササイズの嬉しい所は、自宅でエクササイズが可能なところでしょう。太っている時って外で運動することでさえ恥ずかしくてできないですよね。そんな方にも適しています。
ストレッチポールの効果
ストレッチポールを使うことでどのような効果が期待できるのでしょうか。ストレッチポールの上に寝転んだり、エクササイズをすることによって、わずか10分の間に身体には様々な変化が起こるといいます。LPN社ストレッチポール公式サイトでは下記のような効果が期待できると記載されています。
- 日常生活で起こる筋肉の緊張をやわらげる
- 骨格を本来の正しい状態へリセット
- 助骨を広げ、十分な空気を取り入れるため、呼吸を深くさせる
- 副交感神経を優位にすることでリラックス効果が得られる。
引用URL:ストレッチポール効果
骨盤矯正とダイエットの関係性
骨盤のバランスが崩れていると血行やリンパの流れが圧迫されむくみを引き起こす原因となります。またそのゆがみが悪化することによって脂肪(セルライト)がつきやすい体になってしまいます。
こんな方は要注意です!!
- 靴の外側が良く減る
- 仰向けに寝た時お尻の骨が当たって痛い
- 立っている時片足に体重をかけることが多い
- 椅子に座った時どちらかの足を組む
- スカートを履いているとくるりとまわることがある
1つでもあてはまるものがある方は骨盤が歪んでいる可能性があります。骨盤の位置を整えてあげることで姿勢が良くなり血液の循環が改善されリンパの流れがよくなります。脱むくみ・脱セルライトができるのです!
なぜ下半身に効果がある?
骨盤の歪みによるむくみは特に太ももなどの下半身に現れます。リンパの流れが良くない為、老廃物が下半身に溜まりがちになります。その為、歪みを改善することによりむくみを解消することができます。
セルライトに関しても、老廃物と脂肪が混ざってセルライトとなる為、リンパの流れが良くなれば解消されるという考えに至ります。
スポンサーリンクストレッチポールの基本的な使い方
基本的な使い方はベーシックセブンエクササイズという運動法です。ストレッチポール使用後の体中が柔らかくなり床に自分の身体が沈んでいるような感覚や、毎日ポールに乗らないと気持ちが悪いという、その心地よさは体験した人にしかわかりません。それを叶えてくれるエクササイズ法がこのベーシックセブンです。
【1】床みがき運動
- 両方の肘と手首を床に添わせたまま、床に小さな円を描くようにぐるぐるっと回します。
- 手首と肘の揺れが肩へ。反対回しもしていきましょう。→肩甲骨周りを緩めています。
- 動作を止めて、大きな呼吸をしていきます。
【2】肩の上下運動
- 両方の手を天井に向けて前ならえをしていきましょう。両手を天井に向かって少し引き上げます。
- 肘を伸ばしたまま肩甲骨をすっと落としていきます。両手を上げたり落としていったりします。
- ゆっくりと手を元に戻していきます。
【3】鳥の羽ばたき運動
- 鳥が大きく羽ばたくイメージで足の方から肩の方へゆっくり広げていきます。
- 肩肘に小さなツッパリ感がでてきたらゆっくりと両手を戻していきます。
- 鳥が羽ばたくように肘の力を抜いて両手を上げたり下ろしたりを繰り返します。→肩甲骨周りを緩めています。
【4】つま先バイバイ運動
- 片足から順に両足をするするっと伸ばしていきます。脚幅はストレッチポールの幅くらいを保っていきます。
- 左右の足の親指を内側に外側にと踵を軸に揺らしていきます。バイバイするように小さく揺らしましょう。→股関節を緩めていきます。
【5】膝ゆるめ運動
- 足首を外へ向けます。膝を外に向けたまま少しだけ脚を引き上げます。
- 引き上げたら次は下ろしていきます。上げたり下ろしたりを繰り返していきます。→股関節を緩めていきます。
【6】ゆらゆら運動
- 伸ばしていた脚をゆっくりと片足ずつ戻していきます。
- 全身で左右に小さく揺れていきます。肩甲骨のところでストレッチポールがコロコロっと揺れているのを感じましょう。
【7】自然呼吸
- ゆっくり吸ったり吐いたりと呼吸をします。
参考:coreconさんのYoutube動画『LPN公式】ストレッチポール®エクササイズ「ベーシックセブン」StretchPole® Exercise “The Basic Seven”』
骨盤やダイエットに効果のあるストレッチポール運動法
ストレッチポールの使い方やそれを使うことによる体への影響がわかってきたけれど、できれば骨盤調節やダイエットにフォーカスした運動法が知りたい!と思っている方もいらっしゃると思います。
ダイエットや骨盤にいいと聞いてストレッチポールを買ってみたものの使い方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
ストレッチポールを使って行えるお腹引き締め、骨盤調節、ふくらはぎ引き締め、太もも引き締めエクササイズ方法をYoutubeに動画であげている方がいらっしゃたのでそれを参考にまとめてみました。
お腹引き締め効果のあるストレッチポールの使い方
- 基本姿勢で寝ます。寝たら膝を三角にして手の力を抜いてリラックスします。
- 頭の後ろに両手の平を置いて頭を支えます。この時できるかぎり脇近くまで手を持っていきます。頭の上でなく首に近いところを支えていきます。
- この状態で息を吐きながらお臍をちょこんと引っ込める感じで状態を起こしていきます。目線は斜め上を見ます。ここで3秒キープ
- 息を吸いながら状態を戻していきます。
- これを10回を1~3セット行います。
※状態を起こすときに頭だけを起こさないようにしましょう。
参考:小林素明さんのYoutube動画『お腹引締め、インナーマッスルトレーニング(ストレッチポール)』
骨盤調節に効果のあるストレッチポールの使い方
- 寝っ転がって床に両手を置きます。少し斜め下に置いていきましょう。脚は三角の状態。
- 片足をあげて股関節と膝を90度にしていきます。この状態で10秒キープ。
- 片足が終わったら、反対も同じように上げて10秒キープ。※足首も90度にしましょう。
※揺れますので腹筋に力をいれて揺れを止めていきましょう。
参考:小林素明さんのYoutube動画『楽々の「骨盤調整」自宅でストレッチポール・トレーニング』
ふくらはぎを細くするストレッチポールの使い方
- ポールを横向きに置いた状態で足を延ばしポールにのせます。
- ポールを少し動かしながら、ふくらはぎを叩きつける感じでほぐしていきます。
- イメージはポールを引き寄せる感じでふくらはぎを動かします。
- 次はポールを押しやる感じでふくらはぎを動かしていきます。
- 脚を広げてふくらはぎの内側の部分を叩きつけていきましょう。
- 毎日1分この動作を行っていきます。
参考:タートルTV【男性向け筋トレ、女性向けダイエット、タートル道場】亀田直樹さんのYoutube動画『【ふくらはぎ細く】苦労無しで毎日たったの1分で美脚になる簡単な方法』
太もも痩せに効果的なストレッチポールの使い方
- ポールを横に置いていきます。肩の真下に肘がくるように床に置いて体を支えます。
- 地面側にある脚をポールにのせて、上の脚は軽く曲げて体を支えるようにします。
- この状態で下にある足を浮かせて、ポールに圧をかけた状態でゆっくりと転がしていきます。
- これを片足60~90秒行っていきましょう。
※痛いと感じる方は痛い場所で静止し、慣れるまで静止した状態から始めてみると良し!余裕がある場合は両足を載せた状態で転がしていくとより効果的です。
参考:筋トレTVさんのYoutube動画『『太もも外側(大腿筋膜張筋・腸脛靭帯)』の筋膜リリース方法(ストレッチポール利用)/講座#7』
まとめ
いかがでしたか。骨格を本来の正しい位置へ戻そうと考えた時に一番最初に思い浮かべる改善策は骨盤矯正の施術を受けることではないでしょうか。自宅でストレッチポールを使うことで骨格をリセットできることはとても画期的であり、忙しくて整骨院に行けない人にとっては嬉しい方法ですね。
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