片足立ち1分でウォーキング50分の効果があるといわれる片足立ちダイエット!片足立ちは両足立ちに比べて2.75倍の負荷がかかり、骨密度が向上するというもの。
一般的に謳われている『1分の片足立ちでウォーキング50分相当の効果』とはカロリーを消費量が同等というわけではないようなので、実際に痩せた口コミや効果、そして正しいやり方を調べてみました。
スポンサーリンク片足立ちダイエットとは?
その名の通り、片足立ちを毎日行うダイエット法です。
左足で1分間、右足で1分間、これを毎朝昼晩1セットずつ行うというものです。
そもそもこの片足立ちは健康チェックテストとして注目を集めた為、ダイエット法として考案されたものではありません。
京都大学附属のゲノム医学センターによる研究の田原康玄准教授らのグループは、遺伝子情報から疾患リスクを読み取り、診断に役立てる研究を続けています。
片足立ち20秒以上続けられない人は要注意!?
田原康玄准教授らのテストは、両目を開けたまま片足立ちになり、立っていられる時間を計測するというものです。
そして20秒以上たち続けられ無かった人は自覚症状が全くなくても、脳の深い所にある細い血管が詰まる「無症候性ラクナ梗塞」や、ごく小さな脳出血病変を発症している可能性が高いことが明らかになりました。
この研究では片足立ちの時間の短さが疾患と関係していることを明らかにしました。又、片足立ち時間の短さと認知機能の低下が独立して関連していたことも明かしています。
つまり、片足立ちでバランスを長時間保てない人ほど認知症を含む脳疾患の発症リスクが高いということになります。
この研究でわかったことは疾患と片足立ちの時間の短さの関係であって、ダイエットとは一切関係していません。
「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群・略称『ロコモ』)対策
もう一つ挙げられるのは、ロコモ対策として片足立ちが推奨されていることです。
筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。
特に運動をしていない高齢の方に多く見られる症状で、毎日片足立ちをすることで予防できますよ!というものです。つまり、全く運動していないご老人の方にとって『左右1分行うだけでも約50分のウォーキングに相当する下半身の筋トレになる』ということになります。
つまり、比較的年齢が若く、ダイエット目的にウォーキングではなく片足立ちをしていても痩せる効果は低いのでは!?という疑問がうかんできますね。
そこで、実際に痩せられている方の口コミを集めてみました。
片足立ちダイエットの口コミとどんな効果が得られる?
実際に痩せられている方もいらっしゃいますが、短期間で痩せた方は少ないようです。このダイエットを始めるには2週間~2ヶ月のスパンはかかってくる覚悟をもって行う必要がありそうです。
- 2週間で4キロ減に成功しました!
- 体重に変化はありませんが、腰回りが引き締まってきたきがします。
- きつきつだったズボンが履けるようになりました!
- 脚のむくみが解消されました!
- 代謝がよくなったと感じることが多くなった
などと健康面で効果を得ている方の方が多く、脚や腰回りの筋力を使うので引き締まり効果は期待できるようです。
しかし、1週間などといった短期間でダイエットの効果を得られている方の口コミはありませんでした。又、減量されている方も比較的少ない為、体重を落とすダイエットを行っている方には向いていないのかなと思います。
下半身を引き締め、むくみを改善されたい方には効果を得られるようなので、2週間から2ヶ月間続けていくと良いみたいです。
基礎代謝や筋肉は歳をとるにつれて衰える一方なので、『痩せる』関係なく、疾患予防として若いころから健康習慣として行っていくことは良いと思います。特にデスクワークなどの方は体を少し動かしてあげるとよいでしょう。
スポンサーリンク片足立ちダイエットのやり方とは?
- 床から5~10cm片足を持ち上げます。
- バランスが取れない場合はイスやテーブルなどに軽く捕まっても構いません。
- バランスが取れた状態で1分間キープ
- 反対の脚も同様におこなっていきます。
- 両足を1セットとし、毎日3セット行っていきましょう。
片足ダイエット!ヨガポーズで片足バランス!
- 脚を揃えて立ちましょう。
- 両手は腰に置きます。
- ゆっくりと左足を引き上げ、左右の腰の高さを揃え、脚を90度にキープ。
- 軸足の指を開き、両手を横から上へとゆっくり引き上げていきます。
- 息を吐きながら胸の前に手を下ろします。
- 反対脚も同様に行っていきます。
- ここから木のポーズにうつっていきます。
- 軸足の内ももに反対側の脚の裏を当てていきます。
- 合掌をしてゆっくりと両手を上へ引き上げます。
- 手は合わせたままでも、話してもバランスのとりやすいスタイルで行ってください。
- 余裕があれば胸を天井に向けて開いていきます。
- 両手を戻し手足をリリースして合掌します。
- 反対側の足も同様に行いましょう。
まとめ
いかがでしたか。ダイエット(体重減量)としての片足立ちは効果が薄いようですが、下半身のむくみ解消や引き締め効果は毎日継続することで得られそうですね。もともと運動している方にとっては少量の効果しか見込めないと思いますが、忙しくて運動する時間を設けられない人にとっては健康習慣として毎日の日課に取り入れやすいエクササイズ法ですね。
スポンサーリンク