気温も温かくなって夏を感じ始めると食べたくなる食べ物の1つがそうめんなのではないでしょうか。舌触りもつるん!と美味しくさっぱりとしたイメージのそうめんですが、実は他炭水化物に比べて太りやすい食材だということはご存知でしょうか。
この記事ではそうめんが太る理由、そうめんを食べても太りににくくなる方法をご紹介していきます。
スポンサーリンクそうめんが太る理由
カロリー比較
まずそうめんがダイエットに不向きの食材であることはカロリーからも比較できます。そうめん100gあたりのカロリーは127Kcal、そして1人前の量は270gとなりますので、270gあたり343Kcalです。
そば1人前(260g)のカロリー:296Kcal
ラーメンの麺1玉(230g)のカロリー:343Kcal
うどん1人前(230g)のカロリー:242kcal
ラーメンの麺1人前とカロリーが変わりません。ラーメンはもちろんスープを飲み干してしまうとさらにカロリーが増えますが、そうめんの麺自体ラーメンとカロリーが変わりません。他麺類のそばとうどん1人前と比べてもカロリーが若干高いことがわかります。
食べる量
ラーメン、うどん、そばは比較的1人前によそって食卓にでてくることが多いですが、そうめんは1つの大きいボールに入れてつまむ形で食べるスタイルが多い為量の加減が難しくなります。家族揃ってそうめんを食べる時は要注意です。つるんとしてさっぱりした食材だからこそ1人前の270g以上を知らなぬ間に食べてしまってることもあります。もちろんそれに連なってカロリーも増加します。
製造過程と原材料に問題あり!?
そばの原材料は小麦粉、水、塩、植物性油です。この植物性油は麺を細く伸ばす際に使用されるようです。つまり、炭水化物、塩、油の塊と言えます。
そもそも小麦粉は食欲を促進させたり、血糖値を急上昇させ、脂肪を蓄積させやすい食材ですので、そうめんも太りやすい食材と言えるでしょう。
そうめんを食べても太らないようにする方法
そうめんダイエットで10キロ痩せた方もいるほど、そうめんは太りやすい食材ですが食べ方によって太ることを防ぐことができます。(倖田來未さんがそうめんでダイエットされたことも有名ですね)
気を付ける点は簡単で2点だけです。
1.冷たいそうめんではなく温かいそうめんに変える
夏にそうめん!というえば氷水につけたそうめんをイメージされるかもしれませんが、夏だからこそ冷たいものではなく温かい食品を積極的に食べる必要があります。冷たい食べ物は体を冷やし新陳代謝が下がります。代謝が悪くなるとカロリー燃焼率も悪くなるため脂肪が蓄積されやすくなります。
代謝だけでなく、胃腸に負担がかかるため、便秘にもなりやすくなります。夏は特に暑く冷たいものを欲しますが、可能な方は温かいお汁でそうめんを食べるようにしましょう。
2.サラダそうめんにする
そうめんだけ食べては栄養が摂れません。そうめん(100g)の主な栄養素は炭水化物69.66Kcal、セレン16.2μg、モリブデン8.1μgです。
セレンは抗酸化酵素の構成成分として、また甲状腺ホルモンを活性化する酵素の構成成分として、重要なミネラルです。また、モリブデンは1日の摂取量が微量であるため、わざわざそうめんから摂取する必要もない成分です。
バランスのとれた食事を心がける為にも他食材で栄養を補給する必要があります。
せっかくの夏のそうめんは冷たく食べたい!という方はなるべく新鮮な野菜を豊富に入れ、しゃぶしゃぶなど脂肪分の少ないお肉と一緒にドレッシングをかけて食べてみるとよいでしょう。
※ドレッシングもなるべく脂肪分の少ないものをお勧めします。+かけ過ぎ注意です。
補足:夜そうめんはなるべく控えましょう!
そうめんの主な栄養素は炭水化物なのでエネルギー源となりますが、それはビタミンB1,B2,クエン酸と一緒に食べた時のみです。それ以外は脂肪に変わりますので注意が必要です。あまり動かない時間帯に炭水化物を摂取してもエネルギー消費する機会が無い為、太る原因となります。
スポンサーリンクそうめんに合うおかずの選び方
夏太りの1つの原因は栄養の偏りです。そのため、そうめんを食べる時もなるべく、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を一緒に摂取するようにしましょう。
タンパク質は卵や豚しゃぶでとることができます。
ビタミンは主に野菜から摂取するようにしましょう。特に夏バテ防止効果のある食べ物を選ぶとよいでしょう。
ビタミンCを含むトマトやゴーヤ、ムチンを含むオクラ、納豆、山芋、ビタミンB1を含むうなぎ、豚肉、ホウレン草などと一緒に摂るようにしましょう。
また、柑橘系の食べ物にはクエン酸が含まれる為、疲労物質である乳酸を体内から排出する働きがある為、疲労回復に効果的です。梅干し、レモン、グレープフルーツのドレッシングを利用すると尚効果的です。
まとめ
いかがでしたか?今までそうめんはさっぱりしているから食べすぎていた方も多いのではないでしょうか。夏は汗をたくさんかくのでダイエット中の方でも手を抜きがちですが、意外とカロリー消費が少ない時期なので太りがちです。冷たくておいしいものを食べる時でもちょっとした工夫で夏太りを防ぐことができますので、小さいことを大切にしていきましょう。
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