プロテインダイエットで痩せない人の5つの特徴!プロテイン=太るは嘘!?

【公開日】2017年07月04日,【更新日】2018年07月31日

プロテインといえば筋肉トレーニングを行う男性が飲む飲料のイメージでしたが、今では女性の間でもダイエット食品として取り入れている方も多くいらっしゃいます。

実際に体重減量効果があったという口コミも多くあります。一方で『太ってしまった!』という人もいるようです。

この記事ではプロテインダイエットで痩せれない人の5つの特徴を調べてまとめてみました。

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プロテインダイエットとは

プロテインという言葉は英語の『Protein』=タンパク質からきています。

タンパク質の成分は筋肉増量効果がある為、運動を行うアスリート達の筋肉補助ドリンクとして親しまれていました。

現在女性の間で人気のあるプロテインダイエットとはこのたんぱく質補助の働きを利用したダイエット法で、低カロリー、低脂肪のプロテインドリンクを摂取することで1日の総摂取カロリーを抑えられることと、筋肉量の増量を促し基礎代謝を高めることから減量に効果があるとして注目を集めました。

しかし!このプロテインドリンクをダイエットの一貫として取り入れてみたけど太ってしまった!という方も多いと思います。またこれからプロテインを飲もうと思っている方の為に、プロテインドリンクを摂取しても痩せられない人の特徴をご紹介していきます。

普段の食事でタンパク質をたくさん摂取している人

プロテインドリンクはあくまでもタンパク質補助飲料です。これを飲んでいるからといって勝手に減量を促してくれるものではありません。

必要以上にタンパク質を摂取してしまうと余ったたんぱく質が分解されて窒素となりアンモニア(有害物質)に変わり、肝臓や腎臓への負担が高まります。

肝臓は有害物質を解毒する作用、腎臓は不要な物質を尿として排出する働きがありますので、両機能が低下してしまうと便秘やむくみの原因となり、ダイエットには天敵です。

又、体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送られ悪玉菌のエサとなり腸内環境が乱れます。腸内環境はダイエットに隣接しているということはメディアでも多く取り上げられていますね。

成人女性の1日のたんぱく質摂取量は50gですので、なるべくこの数値を超えないようにしましょう!市販のプロテインドリンク1杯あたり10~20gのたんぱく質が含まれています。商品によっても異なりますが含有量を確認するようにしましょう。

たんぱく質を多く含む食品

  • 高野豆腐(100gあたり):49.4g
  • しらす干し半乾燥(100gあたり):40.5g
  • きな粉(100gあたり):35.5g
  • 納豆(100gあたり):16.6g
  • するめ(100gあたり):69.2g
  • かつお、さんま、あじ(100gあたり):25g
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摂取カロリー>消費カロリーになってしまっている人

ダイエットに効果のあるプロテインを日頃から摂取しているからといって何でもたべていいわけではありません。

プロテインドリンクのダイエット効果はその低カロリー・低脂質(総摂取カロリーを制限できる)ところにあります。

プロテインを摂取しているからといって、ジャンクフード、高カロリーの食品、アルコール、加工食品などを大量摂取していては太ります!

あくまでもタンパク質補助食品であることを忘れない事が大切です。

プロテインを摂取するタイミングを誤っている人

プロテインの摂取のタイミングは3つあります。

1.1日3食中の1食置き換えダイエット

2.1日3食の食前に飲み、食事量を減らす方法

3.間食として飲む方法

【1】まず1番目の置き換えダイエットはダイエットに効果が得られる摂取法です。しかし食事の栄養バランスが乱れます(たんぱく質しか摂取しない為)。その為、置き換える場合でも低カロリーの新鮮な野菜や果物を使ったサラダと一緒に摂取すると良いでしょう。

【2】次に2番目の3食の食前に摂取する方法ですが、確かに3食分の摂取カロリーを減らすことから1日の総カロリー量をセーブすることは可能です。しかし、1日にプロテインドリンクを3回飲むということは、1日のたんぱく質の摂取目安を超える計算となります(市販のプロテインドリンク1杯分タンパク質含有量20gの場合)

そうすると他食材からタンパク質を摂取しないように献立を考えなければいけません。日本の食卓には豆腐、納豆、魚などのあらゆる種類のタンパク質が多く存在しますので、タンパク質の過剰摂取を促し、ダイエットに逆効果になります。

【3】最後に3番目ですが、これは運動をしているかしていないか、そして1日の総カロリー量がオーバーしない計算で飲まれているかで変動してきます。

プロテインドリンクは運動30分後に筋肉への吸収が高まるといわれています。また運動をしていれば消費カロリーも増え、1日の摂取カロリーをセーブすることから運動後のプロテインは筋肉量を増加させ基礎代謝を高める為、ダイエットに効果的です。

しかし、1日の総カロリー量がオーバーしているにもかかわらず間食としてプロテインを飲んでいては太る原因となります。

プロテインを飲んで運動をしていない人

ダイエットには『高たんぱく低カロリー』が基本と言われています。無理な食事制限を行うよりも効率的にタンパク質を摂取することで筋肉量を増やし基礎代謝をあげる効果がある為です。

しかし、プロテイン飲料は飲んでいるだけでは筋肉は増えません。トレーニングを行い、さまざまな筋肉細胞が傷ついている状態をプロテインのタンパク質によって修復することで効率よく筋肉を鍛え上げていくことができます。

運動をしないでもプロテインダイエットで減量された方はいますが、それは摂取カロリーを大幅に減らしている為です。

筋肉をつけることで体重の増加を促す可能性もありますが、リバウンドをすることなく引き締まった体型を手に入れることができるので健康的で継続した体型維持をされたい方は運動をおすすめします。

低カロリーだからといって大量摂取している人

置き換えダイエットなどとして利用される場合はたしかに低カロリーで1日の総摂取カロリーを抑えることができますが、低カロリーだからといって大量に摂取してしまっては前述したようにタンパク質の過剰摂取による健康被害が起こってきます。

又、飲みすぎることで総カロリー量も増えますのでダイエットには不向きです。

運動量や食習慣に合わせて量はコントロールしていきましょう。

まとめ

いかかでしたか。プロテインドリンクの役割を正しく理解し、その本質を利用してダイエットを成功させていきましょう。基礎代謝は年齢と共に自然に減少していきますので、体型維持の為に筋肉量を補助することはとても大切です。

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