花粉症に効く食べ物10選!対策は体質改善から!ダイエットにも効果的!

【公開日】2017年04月08日,【更新日】2017年09月04日

2月から5月にかけて花粉症の人にとって最も辛いシーズンに入ります。花粉症の治療法として「舌下免疫療法」が2014年に話題になりましたが、その効果は人それぞれと言います。出来れば日頃の生活から体質を改善して治していきたいものです。

花粉症に悩まされる多くの方々にお役に立てるよう花粉症に効く食べ物を10個ご紹介していきます。併せて悪化させてしまう食材についてもご紹介していきますので、花粉症に負けない体を作っていきましょう。

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花粉症とは

花粉症とはスギやヒノキなどの花粉が原因となって引き起るアレルギー症状で、季節性アレルギー性鼻炎とも言われています。

症状としては、鼻水、くしゃみ、目のかゆみや頭痛などがあり、諸症状に苦しむ人は国民の20%と言われていますので、多くの人がこの『花粉』に悩まされています。

花粉症を悪化させる食べ物とは

花粉の飛散量も主な原因の1つですが、体が花粉に対する免疫がないことも主な原因の1つとなります。冬場後半から春にかけて花粉を悪化させる食事をなるべく控えるようにしましょう。アレルギーの炎症を促進する食材を控えることで中性脂肪を抑える効果も期待できます。

脂の多い食事

脂の摂取量が多いとアレルギーを助長してしまいます。特に「オメガ6脂肪酸」を必要以上に摂取すると体内のアレルギーによる炎症を促進してしまいます。脂を摂る際はココナッツオイルやオリーブオイルを使うようにしましょう。

オメガ6脂肪酸が多く含まれる食材

サラダ油、キャノーラ油、コーン油、綿実油、ゴマ油、紅花油、市販のドレッシング、マヨネーズ、カレーやシチューのルーに多く含まれます。

加工食品

加工食品に含まれる『トランス脂肪酸』はオメガ6脂肪酸よりもアレルギーによる炎症を加速させます。トランス脂肪酸は『食べるプラスチック』と言われる程、体に悪い成分ですのでこの成分が多く含まれる食材はなるべく控えるようにしましょう。

トランス脂肪酸が多く含まれる食材

マーガリン、サラダ油、ファーストフード、ピーナッツバター、コーヒークリーム、ケーキ、菓子パン

小麦製品

小麦にはグルテンと言われる成分が含まれており、その成分とアレルギーは密接な関係にあります。グルテンフリーという言葉を聞いた人もいるかと思いますが、現在ではダイエット用語として使用されていますが、元々はグルテンアレルギーの方専用の食べ物として注目を集めた料理です。グルテンフリー自体、ダイエットに効果的な食材でもあります。

白砂糖

白砂糖はアレルギー症状の原因であるヒスタミンの放出量を上げる働きがあり、免疫力を下げてしまいますので過剰な摂取には注意が必要です。甘い物を食べる際は、きび砂糖、オリゴ糖、蜂蜜、黒砂糖を積極的に使うようにしましょう。白砂糖を控えることは脂肪を減らす効果も期待できるのでダイエットにも適しています。

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花粉症に効く食べ物

悪化させる食べ物がわかったところで、今度は積極的に取り入れていきたい食材を紹介していきます。アレルギー反応を防ぐ効果のある食材なので、今から紹介する食べ物をバランスよく日々の食事に取り入れていきましょう。

レンコン

レンコンに含まれる『タンニン』や『カテキン』などのポリフェノールはアレルギー症状を抑制する働きがあります。1日40g、2週間食べ続けると効果が得られると言われています。効果的な摂取法はポタージュスープにして小腸にダイレクトに吸収させる方法です。

わさび

わさびに含まれる成分はアレルギーの原因であるアレルゲンたんぱくを別物質に変える働きがあります。又、わさびのツーンとした匂いも鼻炎の症状を和らげる効果がありますので、花粉症発症を予防する効果が期待できます。効果的な摂取法は1日3g(ティースプーン)程度です。本わさび100%のものを摂取するようにしましょう。

バナナ

バナナは特にスギ花粉のアレルギー症状を抑制する効果のある食材です。花粉症対策として効果的なのが、8週間前からバナナを毎日2本食べる続けること。これを行うことで鼻炎の症状を和らげる効果が実験で立証されています。

しそ

シソに含まれる「αリノレン酸」は体内に入ると『イコサペンタエン酸』に変化し、この成分は抗アレルギー作用があります。青しそではなく、赤しその方が効果的です。しそは炭水化物の吸収を抑えてくれるのでダイエットにも効果的な食材です。効果的な摂取法は1日に14gのしそを摂取する方法でしそジュースがお勧めです。

玉ねぎ

玉ねぎに含まれる『ケルセチン』という成分はアレルギー症状の原因であるヒスタミンの放出量を抑制する働きがあります。花粉が体内に入ったのを追い出そうとしてくれる働きです。効果的な食べ方は皮ごと食べる事です。皮をお茶にして飲むのも効果的です。

ふき

ふきは栄養価の高い食材で、いつくかのポリフェノールが含まれています。この成分が花粉症アレルギーの原因であるヒスタミンの放出をブロックしてくれ、免疫力を高めてくれます。抗酸化作用もありますので、美肌やダイエットにも効果的です。

ヨーグルト

花粉症にヨーグルトは有名な話ですね。花粉症の原因であるIgE抗体の活動を抑制する働きがあります。また、免疫力を向上させる効果がある為、アレルギー反応を緩和してくれます。効果的な食べ方は、無糖のヨーグルトを花粉症の症状がでる2~4週間前から1日100~200g継続して毎日食べることです。

甜茶

甜茶も花粉症対策として有名な食材の1つです。甜茶に含まれるポリフェノールが抗アレルギー作用があり、アレルギー症状を抑制してくれます。甜茶であれば何でも良いわけでなくバラ科の甜葉懸鈎子」の甜茶が花粉症に効果的です。

きくらげ

花粉症対策にはビタミンDの豊富なキノコがお勧めと言われます。このビタミンDを適度に摂取することで免疫機能を正常に働かせてくれる為、花粉症の症状を和らげてくれます効果的な摂取法は乾燥きくらげです。乾燥させることによりビタミンDが増加します。

青魚

サバ、いわし、アジに含まれるEPAやDHAは鼻づまりを引き起こすロイコトリエンの発生を抑制する効果があります。効果的な摂取法は1日1gのEPA/DHAを摂取することです。

まとめ

いかかでしたか。花粉症対策は体質改善をすることで体の内側から免疫をつけることができます。アレルギー症状を少しでも予防することができるのです。鼻水やくしゃみが長期間続くと頭痛の原因にもなりますし、仕事や勉強にも集中できなくなりますよね。花粉に効く食材を積極的に摂取し、アレルギーに対する抗体を作っていきましょう。

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