水溶性食物繊維の一種であるイヌリンという成分が中性脂肪を減らす効能があることで注目を集めています。普段食べている食事や手頃な価格の食品からイヌリンを摂取したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
イヌリンは基本的に野菜に多く含まれているといわれています。実際のところ日常的に良く食べる野菜の中で何がイヌリンが多いまだまだ研究途中。
しかし、2018年2月6日に放送された朝日放送系テレビ番組『名医とつながる!たけしの家庭の医学』でどの野菜にイヌリンが多く含まれているか調査されていました。
スポンサーリンクイヌリンとは?
東邦大学医学部教授弘世貴久先生によると、
『このイヌリンという成分は体の中に入り水分と混ざり合うとゼリー状になります。(イメージとしては片栗粉)この状態で摂取された糖を包み込みます。その結果等は小腸で吸収されず大腸に流れ込みます。(イヌリンに包まれた糖で小腸に溜まったものはゆっくり吸収されるため、中性脂肪にはなりにくいといいます)』
『イヌリンには他にも中性脂肪を減らす効果があります。大腸に運ばれたイヌリンは腸内細菌のエサになります。ここで悪玉菌ではなく善玉菌だけのエサとなりますので乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内で増えます。善玉菌が作る物質が肝臓に働くと中性脂肪の合成を抑制する効果が空きたい出来ます。』
イヌリンの1日の摂取目安量
一般的には設定されていない、公表されていないようですが、番組内では中性脂肪の改善がみられた過去の研究を基に10gに設定されていました。(参考:名医とつながる!たけしの家庭の医学)
イヌリンを多く含む野菜とは?
西九州大学健康栄養学部教授安田みどり先生によると、イヌリンの成分の検出は非常に難しい栄養素の1つで、日本を始め世界的にもあまり研究が進んでいないといいます。
番組内では比較的安価で買えるイヌリンが多そうな野菜10種類を先生に予想してもらい、そこからイヌリン量の測定を行われていました。
【研究結果】イヌリン含有量(100g中)
10位:トマト 0g
9位:ナス 0g
8位:シシトウ 0g
7位:山芋 0.1g
6位:カボチャ 0.1g
5位:レンコン 0.1g
4位:アスパラ 2.5g
3位:玉ねぎ 4.3g
2位:ゴボウ 5.4g
1位:ニンニク 12.5g
スポンサーリンクイヌリンを多く含む食べ物で有名なものは?
キクイモとはキク科でごぼうなどの仲間。春に種をまくと夏には人間の背丈を超え3mほどに成長します。秋には菊に似た花が咲き、冬になると土の中に眠る根の部分に栄養を蓄えて11月頃収穫期を迎えます。
中性脂肪を減らす働きのあるイヌリンを含む食材として体重の減少を促すと言われています。
菊芋に含まれるイヌリン含有量は100gあたり18gです。
菊芋の購入方法は?
菊芋をスーパーで見かけることは少ないと思います。徳島・熊本・長野などから通信販売で取り寄せることが可能です。近くのスーパーに売っていない場合はネットで購入できます。
その商品がこちら。
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まとめ
いかがでしたか。手ごろな価格な野菜ということで2018年現在の野菜の価格状況から研究されていましたので今後価格高騰の可能性はありますが、ニンニクや玉ねぎはスーパーで1年中比較的安価で購入できる野菜の1つですね。毎日の食事に加えてみてはいかがでしょうか。
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