スーパーフード・アガベシロップの副作用が危険!低GI値なのに太る?

ココナッツオイルやキヌアなど近年のスーパーフードブームによって栄養価が高く健康利益のある食材の注目が高まり、スーパーではヘルシーフードが並び新顔が登場するようにもなってきました。

photo by Vegan Agave Maple Syrup | Check out Veganbaking.net for more… | Flickr

アガベシロップも数年前から話題を呼び店頭で並ぶようになりましたが、どうやら危険性もあるようなので、この記事ではアガベシロップがなぜ危険であるかご紹介していきます。

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アガベシロップとは?

アガベとはメキシコ合衆国中心に広がる植物で約250種類以上有るといわれています。テキーラに代表されるお酒の原料に使われたり、繊維が利用されています。

シロップはリュウゼツラン科アガベ属内の「テキーラ・リュウゼツラン(ブルーアガベ)」という植物から作られており、250種類にもなるアガベの中でもシロップの原料となるアガベは多くありません。

このシロップの特徴は砂糖や蜂蜜と比較して甘く、粘り気もないという点です。甘さに関しては砂糖の約1.5倍あります。

ダイエット食品として注目を集めた理由は低GI値である為です。白砂糖よりも血糖値の上昇を緩やかにしてくれる為、砂糖の代用として人気がでました。

通常の白砂糖のGI値:109
グラニュー糖のGI値:110
蜂蜜のGI値:85
アガベシロップのGI値:28

低GI食品とは

GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものを指します。

つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。

低GI値の食材がダイエットに適している理由は、インスリン分泌量が少なくなる為です。

高GI値の食材を食べると血糖値が急上昇し、インスリンが多量に分泌されます。このインスリンは『脂肪を作る働き』『脂肪の分解を抑制する働き』があります。

その為、血糖値を急上昇させる高GI値の食材を食べると脂肪が蓄積されやすい為、太りやすくなります。

ではなぜ危険なの?副作用って?

アメリカでは2010年に既にブームが去っているアガベシロップ。ブームが終わった理由はアメリカの政府認定機関が行った糖尿病患者を被験者とした実験で、アガベシロップによる副作用が観察された為です。

生活習慣病に繋がります。

砂糖は食べると、腸など消化管の中で果糖とブドウ糖という2種類の単糖に分解され、それぞれ別のルートで消化されます。しかし果糖はブドウ糖とは異なり血中インシュリンを直接すぐに上昇させませんが、その代わり肝臓に直接入り肝臓で代謝します。

ブドウ糖に関しては脳の満腹中枢を刺激する為、食べすぎを抑制する働きがありますが、果糖に関してはそういった仕組みがない為、ついつい食べすぎてしまう傾向にあります。

肝臓で余った果糖は脂肪になって蓄積し、脂肪肝などの生活習慣病つながるというデータがアメリカで出ています。

砂糖とアガベの果糖・ブドウ糖割合

アガベが健康食として注目を集めたのは砂糖より太りにくい甘味料だからですよね。しかし、果糖の割合を比較してみると圧倒的にアガベの方が多く含まれています。

つまり脂肪を蓄積しやすいのは砂糖よりもアガベという結果になります。

白砂糖:果糖=50%、ブドウ糖=50%

アガベ:果糖=80%、ブドウ糖=20%

肝臓のダメージにより太りやすくなる

アガベには果糖(フルクトース)が80%含まれます。この成分は肝臓でのみ代謝される為、肝臓への負担が大きく、機能が低下し太りやすくなります。

肝臓の主な働きとして食べた食べ物の栄養素を上手く分解して必要なときに使えるように蓄える役割を持っている他、胆汁を使って老廃物の排出などもしてくれますね。この胆汁は脂肪分解の働きをしてくれているので脂肪が分解されず逆に蓄積されてしまいます。

老廃物が排出されないとむくみの原因ともなりますので、ダイエット中は肝臓を健康に保つことが大切なのです。

老化促進

果糖はブドウ糖よりも7倍AGEs(Advanced Glycation End-Products, 糖化最終産物)を生産してしまうと言われています。このAGEsが糖尿病のみならず、老化やガン、動脈硬化を引き起こすと最近注目を集めています。

この老化促進はコラーゲンの糖化反応により、肌の張りと弾力性を失わせ、骨の質(骨強度)を劣化させると言われています。

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まとめ

いかがでしたか?数年前から日本でも販売開始されているけれども、あまりメディアなどで取り上げられないのはこの副作用の危険性にあるのかもしれません。『低GI値食品だから太らない!』という常識はこのアガベの研究結果によって覆されました。その為、どんな食材でも商用目的などの謳い文句には十分に注意が必要です。

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